VOICEVOXとAivisSpeechキャラと一緒に!AviUtlを使った動画作成 バックナンバー
https://www.simulationroom999.com/blog/with-voicevox-and-aivisspeech-characters-creating-videos-using-aviutl-backnumber/
はじめに
最近、動画作成についての問い合わせをちょいちょい受けている。
実際のところは、動画作成そのものというよりも音声の作り方とか立ち絵の使い方が多い感じ。
ぶっちゃけ私自身は素人であり、何かをレクチャーできる水準にいるとは思えないが、
素人であるが故に完全初心者に対しては扱いやすいネタももっているような気もしなくもない。
というわけで、私の一連の動画作成プロセスを暇を見つけながら書いていく所存。
動画関連
動画作成に関連するYoutube動画
大雑把なプロセス
「はじめに」でも書いたように、私自身は動画作成は素人である。
そのため、やっていることもシンプルなものがほとんどで、
それほど複雑なものはない。
(AivisSpeechのAnneliの立ち絵を作ったりと若干特殊なことはしてるが…。)
ざっと動作作成の流れを書き出すと以下になる。
- シナリオ推敲
- セリフ作成
- 音声作成
- バックグラウンド動画の作成
- 立ち絵、音声、テロップ、効果音の配置
- オープニングの作成
- BGMとシーンチェンジの配置
- チャプタータイミングのサンプリング
- Youtubeテロップタイミングのサンプリング
(書き出してみると地味にいろいろやってるなぁ・・・。)
今回は、これらの概要レベルの説明とし、
細かい話は随時追加していく予定。
シナリオ推敲
まずはシナリオ。
これが無ければ始まらない。
といっても、これと言って特殊なことはしていない。
しいて言えば、「起承転結」を意識しているくらい。
問題は、この「起承転結」。
よく聞くワードだが、具体的に何を書いたら良いかわからない人もいるだろう。
普通に何かを説明する文章を書くと、
だいたい「起承結」になる。
つまり、「転」が重要という話になる。
「転」はそれまでの話の流れを一転させるようなストーリーいれるような感じ。
例えば、「人間のせいで動物がさまざまな動物が絶滅している」ことをテーマに文章を書くとする。
普通は、さまざまな動物が人間が引き起こす様々な問題によって死滅している事実を書いていくだろう。
これだけだとおそらく「起承結」な文章になる。
「転」を入れるには、それまでの流れに反する何かを入れるのが手っ取り早い。
今回のテーマにおいては、
「人間のせいで絶滅する動物もいるが、人間のせいで増え過ぎて困っている動物もいる。例えば鶴のように・・・」
鶴は、人間が保護しすぎたせいに逆に増え過ぎてしまった動物になる。
テーマから外れたことを書いているように見えるが、何かと対比させた方がテーマが引き立つことも事実である。
これを元に「G検定の解説動画」で「起承転結」を考えてみる。
- 起
- G検定とは
- 承
- 合格率
- 試験日程
- 難易度
- テキスト、問題集
- 転
- G検定の罠
- 真のG検定対策
- 結
- まとめ
「転」以外はいたって普通なことを解説しているのは分かると思う。
「転」部分でこの動画の核心的なことを語るパターンになる。
「罠」とか、「真の・・・」とか書かれたら見たくなるのが人情。(たぶん)
つまり、「転」の部分は、その動画の味の部分に相当する。
ここをイメージしてシナリオを考えると良いと思う。
セリフ作成
私の作成する動画はVOICEVOXの四国めたん、ずんだもん、春日部つむぎがひたすら会話するだけのものである。
(最近はAivisSpeechのAnneliも参加してる。)
よって、セリフがすべてと言っても過言ではない。
先ほどのシナリオ推敲を元に、セリフをひたすら考えていく。
これに関しては本当に何もなくて、テキトーに書いているだけである。
しいて言えば、「起承転結」の「転」の部分に関しては、
「転」の中で「起承転結」を意識いていることはある。
例えば以下な流れとか。
- 起
- つむぎが問題提起
- 「テキストとか問題集とかってあるんですかね?」
- 承
- めたんが解説「こういうものがあるわ」
- 転
- ずんだ質問「とりあえずこれやっておけばOKなのだ?」
- めたん回答「実はそれだけだと不足という認識ね」
- ずんだ「ふざんけななのだ!極悪非道なのだ!」
- 結
めたん:「結論としては、テキストと問題集で慣らした後にシラバスを総チェックが望ましいわね」
「転」の部分で雲行きが怪しくなってるのがわかるだろう。
あとは、ノリとか勢いだけでセリフを書いている。
音声作成
セリフが出来たので、VOICEVOXとAivisSpeechで音声生成していく。
セリフは書き出しているので、それを入力していくだけになる。
しかし、実際のところ、しゃべらせる文章のアクセントやイントネーションがおかしいことが多く、
その調整でそこそこの時間を取られている。
(ちなみに、ずんだもんは多少イントネーションおかしくても放置することはある。そういう東北訛りなんじゃね?って聞こえるから…)
音声生成する際のコツというか楽をする手法として、プリセット機能の利用が挙げられる。
実は私の音声作成のはパターンがある。
おおよそ以下4パターン。
- 普通にしゃべっている状態
- 驚いている状態
- テンション低め
- 脳内
これらのプリセットを用意しておくことで、かなり音声作成の作業が楽になる。
ここらへんは少し話が込み入っているので、別途解説する。
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