ISO15765

車両診断通信

【DoCAN】車両診断通信 その12【ISO-TP⑦】

ISO-TPのタイムアウトパラメータは6個、 N_As、N_Bs、N_Cs、N_Ar、N_Br、N_Cr。 シングルフレーム送信は1フレームで完結しているのでN_Asだけ。 マルチフレーム送信は全パラメータを使用する。 ISO-TPはあくまでフレームレベルのタイムアウト判定をするだけで、メッセージ単位のタイムアウトは上位のレイヤで判定している。
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【DoCAN】車両診断通信 その11【ISO-TP⑥】

車両診断通信のネットワーク層の話。 メッセージを各種フレームへの分解例。 SF-SF通信とMF-MF通信の各種フレームへの分解を実施。 MF-MF通信はFCのBSやFSで若干挙動が変わる。 DLCの都合でメッセージに含まれない部分はパディングで埋める。 パディングで使用する値は何でも良い。 良く使われ鵜値は00,55,AA,CC,FF。
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【DoCAN】車両診断通信 その10【ISO-TP⑤】

車両診断通信のネットワーク層の話。 メッセージを構築するための各種フレーム詳細。 4種類のフレームの説明。 先頭N_PCItypeがあるので、受信時に即判定ができる。 これぞれ固有のパラメータを持っている。 SF。 SF_DL。 FF。 FF_DL。 FC。 FS。 BS。 STmin。 CF。 SN。
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【DoCAN】車両診断通信 その9【ISO-TP④】

CAN複数フレームで最大4095byteまで送信/受信可能。 N_PCIというパラメータが各フレームの先頭にあり、うまくつなげられるような仕掛けがしてある。 送信データ数によって送信方式が大きく2つに分かれる。 7byte以下であればシングルフレーム送信。 8byte以上であればマルチフレーム送信。 マルチフレーム送信はFCでCFの送信間隔、再度のFC受信タイミング設置などでスループットをコントロールする仕掛けがある。
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【DoCAN】車両診断通信 その8【ISO-TP③】

Extended addressingはNormal addressingのN_TA追加の拡張版。 Mixed addressingは11bitID版と29bitID版がある。 11bitID版はNormal addressingベースのゲートウェイ越え想定版。 29bitID版はNormal fixed addressingベースのゲートウェイ越え想定版。
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【DoCAN】車両診断通信 その7【ISO-TP②】

車両診断通信のネットワーク層の話。 今回はアドレッシングフォーマットについて。 Normal Addressingは最もシンプルなアドレッシングフォーマット。 Normal fixed addressingは最も仕様として定義し易いアドレッシングフォーマット。
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【DoCAN】車両診断通信 その6【ISO-TP①】

1対1通信の物理アドレスと1対多の機能アドレスがある。 物理アドレス、機能アドレスは4種類のアドレッシングフォーマットによって構成が変わる アドレッシングフォーマットはN_AI、N_TAtype、N_TA、N_SA、N_AEで構成される。 ただし、アドレッシングフォーマットによって使ったり使わなかったり。
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【DoCAN】車両診断通信 その2【概要②】

車両診断通信のレイヤについて。 車両診断通信のレイヤはOSI参照モデルで表現できる。 ただし、プレゼンテーション層は無い。 車両診断通信には大きく2つの軸がある。 UDSとOBD。 OBDは自動車排出ガス規制から参照されているため、各種パラメータが明確。 UDSは推奨値があるだけで、実際の数値は完成車メーカ依存。
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【DoCAN】車両診断通信 その1【概要①】

自動車には診断通信機能というものが備わっている。 それについて語っていくシリーズもの。 車両診断通信の概要情報はググればOK。 代表的な規格はISO15765-2とISO14229-1。 完成車メーカの方針によっては具体的な要件ではなく、規格番号が要件ということもある。