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はじめに
前回まででVTIに対する収支シミュレーションを実施。
なんとなく特性は捕まえてる雰囲気はあったと思われる。
今回からは個別株に対しても同様のことができないかやっていく。
登場人物
博識フクロウのフクさん

イラストACにて公開の「kino_k」さんのイラストを使用しています。
https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=iKciwKA9&area=1
エンジニア歴8年の太郎くん

イラストACにて公開の「しのみ」さんのイラストを使用しています。
https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=uCKphAW2&area=1
対象個別株

一応、分析/予測に使う個別株を選んできたよー。

ほう?
何を使うの?

ここは自動車業界らしくT●Y●T〇株だね!

(アカン!なんか伏字にしないとアカン!)

まぁ個別株も大企業だとVTIと似たような動きはしてるけど、
結構こまかく変動してるイメージはあるかな。

そうだね。
その細かい変動が捕まえればラッキーだと思ってる。

とすると、VTIの時は5[Hz]あたりを狙って抽出したけど、
個別株の方はもう少し高周波に寄せるって感じかな?

とありあず、
8~12[Hz]あたりのどこかが取れると良いかもしれないね。
まずはチャートの全貌

まずは個別株のチャートを確認しておこう。


確かにVTIと比べると細かい上下の特性は見て取れるな。

そうそう。
これはなんか期待が膨らむね。
とりあえず、周波数解析

そして、どういった周波数特性を持ってるか見てみるか。


お!
なんか10[Hz]あたりが突出してるね!

うん。
こういう特徴が出てるとやりがいがあるな。
10[Hz]を中心として9~11[Hz]の範囲だけを残してIFFTしてみよう。
![個別株の周波数特性から9~11[Hz]の範囲だけを残してIFFT(MATLAB版)](https://www.simulationroom999.com/blog/wp-content/uploads/2022/06/04_個別株の周波数特性から9~11Hzの範囲だけを残してIFFTMATLAB版-1024x555.png)

あ、いい感じな予感!

なかなか筋が良さそうだ。
これをベースに掘り下げて行こう。
まとめ

まとめだよ。
- 分析予測対象の個別株を選んできた。
- 大企業株のため、VTIの特性に似てはいるが、細かい上下が見て取れる。
- とりあえず周波数解析実施。
- 10[Hz]あたりが突出している。
- 9~11[Hz]の範囲だけを残してIFFT実施。
- 筋が良さそうなのでこれをベースに掘り下げる予定。
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