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はじめに
前回までで、MATLAB、Python(Numpy)による売却、買付タイミング時のVTI単価特定ができた状態。
売却、買付タイミングとその時のVTI単価が出そろったところで、
今回から収支シミュレーションを開始する。
登場人物
博識フクロウのフクさん
イラストACにて公開の「kino_k」さんのイラストを使用しています。
https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=iKciwKA9&area=1
エンジニア歴8年の太郎くん
イラストACにて公開の「しのみ」さんのイラストを使用しています。
https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=uCKphAW2&area=1
収支シミュレーションの方針確認
ついに今回から収支シミュレーションだね。
そうだね。
まずは前提条件をそろえておこう。
手数料とか税金とかだね。
あとは買付余力とか。
買付余力?
まあ軍資金だと思えば良いよ。
それはまた生々しさが上がるな・・・。
各種パラメータ
とりあえず、以下のパラメータでそろえておこう。
買付手数料:買付金額の0%
売却手数料:売却金額の0.45%
税金:利益の20%
売買単位:1口
買付余力:100万円
あれ?
売買単位って大体100株とかのイメージ有るけど?
そうだね。
国内株式は100株が売買単位になってるね。
ところが、
米国株式なんか1株が売買単位になってるし、
海外ETFも基本1口が売買単位だ。
少なくとも今回使用するVTIは1口単位になる。
ちなみに、
国内ETFで見ると、
TOPIX(東証株価指数)連動は100口、日経225連動は10口になってる。
もしかして100株単位の売買って日本独自?
そうみたいだね。
会社法ってので定められている。
なんで100株に・・・。
元々は1000株とかもあったらしいよ。
1株単位の売買だと管理コストが上がるからそういう制度が設けられたようだけど、
2018年10月に「原則的には100株単位」となったらしい。
1000株?!
つまり今がマシになった状態と言えるのか・・・。
現在では電子取引が主流だから1株単位でも管理上は問題無いような気はするのだけど、
何かしらの手間があるのか、風習的に残ってるだけなのかはわからないけど、100株に落ち着いてるって状態だね。
そう考えると、VTIって1口220ドル平均=27940円平均で高いって思ったけど、
1口単位で変えることを考えるとかなりお手軽に購入できる部類になるのか・・・。
国内株式の280円平均の株式と同等のお手軽さとは言えるだろうね。
うーん、さらにVTIの魅力が上がった気がする。
まとめ
まとめだよ。
- 収支シミュレーションの方針を確認。
- 買付手数料:買付金額の0%。
- 売却手数料:売却金額の0.45%。
- 税金:利益の20%。
- 売買単位:1口。
- 買付余力:100万円。
- VTIなど海外ETFは1口から売買可能。
- というか100口、100株が売買単位なのは日本特有の文化。
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