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はじめに
前回はVTIチャートをcsv形式で取得してくる方法について説明。
具体的にはYahooファイナンスの英語サイトからダウンロードが可能。
csv形式でデータを取得できることはわかったので、
あとはどの範囲をどのように分析するかという話になる。
登場人物
博識フクロウのフクさん
イラストACにて公開の「kino_k」さんのイラストを使用しています。
https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=iKciwKA9&area=1
エンジニア歴8年の太郎くん
イラストACにて公開の「しのみ」さんのイラストを使用しています。
https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=uCKphAW2&area=1
チャート取得範囲
Yahooファイナンス英語サイトからcsv形式でVTIチャートが取得できることはわかったけど、
どの範囲で取得すれば良いのかな?
とりあえず、全期間で取っちゃう?
まぁ全期間でも良いが、
今回は2020年10月~2021年9月の範囲を分析対象としようと思う。
ほう?
その心は?
まず米国のほとんど企業の事業年度が10月から翌年9月なんだよね。
事業年度って決算がどうのとかって騒いでるアレだよね。
まぁ、被雇用者からするとそういう見え方にしかならないよね・・・。
株主からすると、投資している企業の収益が確定して、その収益から配当の原資が確定する。
それは確かに一大イベンドだ!
というわけで、企業側は事業年度を1周期として様々な売上収益向上の対応をすることになる。
なるほど。
つまり、事業年度を1周期と見なす方がフーリエ変換をする上では相性が良さそうで、
米国の事業年度が10月~9月。
だから、僕らの解析対象は、直近の米国事業年度である、2020年10月~2021年9月ってことだね。
正解。
まぁ企業単位で見る場合は、3ヶ年計画を打ち立ててるところもあるから、
そういう場合は3年を1周期と見なした方が良いというのはあるが、
VTIの場合は4000社が対象なので、1年単位で見て行くしかないだろう。
なるほど。
それは確かにそうだ。
VTIチャートのどこを見るか
ところで、
Yahooファイナンスのcsvを見ると、いろんな列があるんだけど、
どこを見れば良いのかな?
まず各列の意味を確認しよう。
- Open(始値)
- High(最高値)
- Low(最安値)
- Close(終値)
- Adj Close(調整後終値)
- Volume(売買高)
始値は、その日の最初の取引した株価、
終値は、その日の最後の取引した株価、
最高値、最安値はそのまんまで・・・。
調整後終値ってなんだ?
どうやら、株式分割を想定した株価らしいが、詳細はわからん。
まぁこの値は使わないかな。
売買高は?
実際に売り買いされた株価総額らしいが、これも詳細はわからん。
同じくこれも使わない予定。
結局どの値を使うの?
とりあえず、終値でいいんじゃないかな?
まぁそれが一番分かり易いよね。
まとめ
まとめだよ。
- チャート取得範囲は2020年10月~2021年9月とする。
- 直近の米国事業年度。
- VTIチャート各列を確認。
- 各列
- Open(始値)
- High(最高値)
- Low(最安値)
- Close(終値)
- Adj Close(調整後終値)
- Volume(売買高)
- Close(終値)を元に分析、予測を実施する予定。
- 各列
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