【ETF】MATLAB、Pythonで株価予測 その20【VTI⑤】

【ETF】MATLAB、Pythonで株価予測 その20【VTI⑤】 株価予測
【ETF】MATLAB、Pythonで株価予測 その20【VTI⑤】

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はじめに

前回はVTIチャートをcsv形式で取得してくる方法について説明。
具体的にはYahooファイナンスの英語サイトからダウンロードが可能。

csv形式でデータを取得できることはわかったので、
あとはどの範囲をどのように分析するかという話になる。

登場人物

博識フクロウのフクさん

指差しフクロウ

イラストACにて公開の「kino_k」さんのイラストを使用しています。
https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=iKciwKA9&area=1

エンジニア歴8年の太郎くん

技術者太郎

イラストACにて公開の「しのみ」さんのイラストを使用しています。
https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=uCKphAW2&area=1

チャート取得範囲

太郎くん
太郎くん

Yahooファイナンス英語サイトからcsv形式でVTIチャートが取得できることはわかったけど、
どの範囲で取得すれば良いのかな?
とりあえず、全期間で取っちゃう?

フクさん
フクさん

まぁ全期間でも良いが、
今回は2020年10月~2021年9月の範囲を分析対象としようと思う。

太郎くん
太郎くん

ほう?
その心は?

フクさん
フクさん

まず米国のほとんど企業の事業年度が10月から翌年9月なんだよね。

太郎くん
太郎くん

事業年度って決算がどうのとかって騒いでるアレだよね。

フクさん
フクさん

まぁ、被雇用者からするとそういう見え方にしかならないよね・・・。

フクさん
フクさん

株主からすると、投資している企業の収益が確定して、その収益から配当の原資が確定する。

太郎くん
太郎くん

それは確かに一大イベンドだ!

フクさん
フクさん

というわけで、企業側は事業年度を1周期として様々な売上収益向上の対応をすることになる。

太郎くん
太郎くん

なるほど。
つまり、事業年度を1周期と見なす方がフーリエ変換をする上では相性が良さそうで、
米国の事業年度が10月~9月。
だから、僕らの解析対象は、直近の米国事業年度である、2020年10月~2021年9月ってことだね。

フクさん
フクさん

正解。

フクさん
フクさん

まぁ企業単位で見る場合は、3ヶ年計画を打ち立ててるところもあるから、
そういう場合は3年を1周期と見なした方が良いというのはあるが、
VTIの場合は4000社が対象なので、1年単位で見て行くしかないだろう。

太郎くん
太郎くん

なるほど。
それは確かにそうだ。

VTIチャートのどこを見るか

太郎くん
太郎くん

ところで、
Yahooファイナンスのcsvを見ると、いろんな列があるんだけど、
どこを見れば良いのかな?

フクさん
フクさん

まず各列の意味を確認しよう。

  • Open(始値)
  • High(最高値)
  • Low(最安値)
  • Close(終値)
  • Adj Close(調整後終値)
  • Volume(売買高)
太郎くん
太郎くん

始値は、その日の最初の取引した株価、
終値は、その日の最後の取引した株価、
最高値、最安値はそのまんまで・・・。

太郎くん
太郎くん

調整後終値ってなんだ?

フクさん
フクさん

どうやら、株式分割を想定した株価らしいが、詳細はわからん。
まぁこの値は使わないかな。

太郎くん
太郎くん

売買高は?

フクさん
フクさん

実際に売り買いされた株価総額らしいが、これも詳細はわからん。
同じくこれも使わない予定。

太郎くん
太郎くん

結局どの値を使うの?

フクさん
フクさん

とりあえず、終値でいいんじゃないかな?

太郎くん
太郎くん

まぁそれが一番分かり易いよね。

まとめ

フクさん
フクさん

まとめだよ。

  • チャート取得範囲は2020年10月~2021年9月とする。
    • 直近の米国事業年度。
  • VTIチャート各列を確認。
    • 各列
      • Open(始値)
      • High(最高値)
      • Low(最安値)
      • Close(終値)
      • Adj Close(調整後終値)
      • Volume(売買高)
    • Close(終値)を元に分析、予測を実施する予定。

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