バックナンバーはこちら。
https://www.simulationroom999.com/blog/stock-predict-matlabpython-backnumber/
はじめに
前回まででFFTまでの大雑把な説明は完了。
バタフライ演算、ビットリバースの含めたCooleyTukey型FFTアルゴリズムが有名。
というわけで、ここから実際の株の話に突入する。
登場人物
博識フクロウのフクさん
イラストACにて公開の「kino_k」さんのイラストを使用しています。
https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=iKciwKA9&area=1
エンジニア歴8年の太郎くん
イラストACにて公開の「しのみ」さんのイラストを使用しています。
https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=uCKphAW2&area=1
株の話
前回まででフーリエ変換、DFT、FFTとそれらの逆変換の話が終わったと思うのだけど?
一応、大雑把ではあるが一応終了だ。
ここまで株の話が出てきてなくない?
これはタイトル詐欺と言われても文句が言えないよ!
(え?だって太郎くんがFFTも知っておきたいって言ってから解説したわけで・・・)
まぁこれからは株の話に突入する予定だ。
やっとか。
ちなみに私自身は株売買の知識はほとんどない。
まぁ知識がないなりの選択をしていくつもりではあるけど。
どっちにしても実際に売買するかは別に話だから、軽ーくやっていけばいいんじゃん?
そうだね。
というか、そうせざるを得ないってところだ。
解析対象の株銘柄(というか商品)
解析対象はVTIを採用したいと思ってる。
VTI?
正式名称は
「Vanguard Total Stock Market Index Fund ETF」
で、海外ETFの割と有名なインデックスファンドだな。
ETF?
ETFは、「Exchange Traded Funds」の略で、
日本語訳としては「上場投資信託」になるな。
で、それの海外版なんで海外ETFってことになる。
ETF?
うーん、まだイマイチわからないけど、
どうく特徴があるのかな?
以下が特徴となるかな。
- 米国株ETF。
- 中小型株を含めた米国市場の約4,000銘柄をカバー。
- 経費率が低め。
- 安定的に右肩上がり。
まぁ一言で言うと、
「安全且つ低コストで長期で利益を上げられる」タイプだな。
なんか、これって売買しても小さく利益が出るだけだから
分析、予測してもあんまり儲からないような。
そうだね。
VTI自体は一度入れたら10年以上はそのまま放置っていうのが一般的な運用で、
数日、数ヶ月程度で売買するものではないだろうね。
なぜVTI?
じゃー、なんでVTIにするの?
「まずは外乱をあまり入れたくない」
ってのが理由だな。
分析をする上で良く分からない要素が混ざってると、その分、分析難易度が跳ね上がると思うんだよね。
まぁそれは振動解析でも起きてる問題だからわかるような気はするな。
株売買の知識が無いが故に外乱が無いVTIを選択するってのはやむを得ないってところか。
そうだね。
まぁVTIも外乱が0ってことは無くて、
- コロナ禍
- 某戦争
- 円安、円高
の影響は強く受ける。
と言ってもこれらの影響は目に見えて起きてる事象なので分かり易い。
個別銘柄とかだと、その市場の売り手買い手、競合企業の動向など、
場合によっては我々では入手できないような原因で大きく変動する可能性があるから、分析難易度は恐ろしく高くなるだろうね。
うーん、確かにそこまで踏み込むのは今回の目的から大きく外れそうだね。
というわけでVTI前提で話を進めて行くとする。
了解!
まとめ
まとめだよ。
- やっと株の話に突入
- 採用する商品はVTIという米国ETF
- 理由としては、「外乱を可能な限り減らし、分析難易度を下げたい。」
- それでも外乱は0ではないが、コロナ禍、某戦争、円安、円高など比較的分かり易いものとなる。
- 個別銘柄だと、その市場や競合他社動向など調べるべきことが細かくなりすぎる。
バックナンバーはこちら。
コメント