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https://www.simulationroom999.com/blog/model-based-of-minimum-2-backnumber/
はじめに
とりあえず、FMUの動作をさせるのにPyFMIが有効であることがわかった。
しかし、FMUの呼び出しは1個ではなく、複数呼ぶことの方が本来の使い方。
このような使い方がPyFMIで可能であるのか?
ってあたりを探っていく。
登場人物
博識フクロウのフクさん
イラストACにて公開の「kino_k」さんのイラストを使用しています。
https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=iKciwKA9&area=1
エンジニア歴8年の太郎くん
イラストACにて公開の「しのみ」さんのイラストを使用しています。
https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=uCKphAW2&area=1
ダニング=クルーガー効果
FMILibrary、PyFMIの使い方はおおよそ分かったから、
もうFMI/FMUは完璧に把握したかもしれん。
そういうのを「ダニング=クルーガー効果」って言うんだよ。
もう完璧に把握したって状態のこと?
どっちかというと逆かなー。
ダニング=クルーガー効果(ダニング=クルーガーこうか、英: Dunning-Kruger effect)とは、能力の低い人は自分の能力を過大評価する、という認知バイアスについての仮説である。
Wikioediaより(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0%EF%BC%9D%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%BC%E5%8A%B9%E6%9E%9C)
え゛
図で解説しよう。
そんな図解はいらんいらーーーん!!!
FMU/FMIで今後知るべきこと
じゃー、あと何を知ればいいの?
知るべきことはまだまだあるな。
例えば、複数のFMUを制御するとか。
複数のFMU?
そういえば、
「完成車メーカがサプライヤから部品と同等の振る舞いをするFMUを貰って、それを統合する。」
ってのがFMUの本来の目的だったね。
確かここでそういう話をしてた。
そうなると確かに複数のFMU制御は必須ってことになるのか・・・。
今後の方針
となると、今後の方針とかを決めておく必要はありそうだね。
なんか案はあるの?
そうだねー。
基本は以下の流れを考えている。
- DCモータモデルを分解して複数のFMUを作成。
- PyFMIでそれらをロード&シミュレーション。
- 上記の結果を元に改良点を考える。
まぁまずは動かしてみて、課題があったらそれを次のネタにするってところか。
いつも通りの行き当たりばったり感だ。
行き当たりばったりで申し訳ないね!
私もやったことないから
「たぶん、いけるんじゃない?」
って感じでやってるよ!
まぁ、わからんものは考えてもわからんし、
試せるならとっとと試してしまった方が早いよね。
というわけで、まずは
「DCモータモデルを分解して複数のFMUを作成」
から開始だ。
まとめ
まとめだよ。
- 「完璧に把握したかもしれん」は幻。
- ダニング=クルーガー効果。
- FMUの本体の目的は「完成車メーカがサプライヤからの提供されたFMUを統合する」
- よって、複数のFMUを作成。
- DCモータモデルを分解して複数のFMUを作ってみる方針。
- よって、複数のFMUを作成。
- とりあえず上記をやってみて課題が出たら、それを次のネタにする。
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