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はじめに
前回は仮想HILSへMDF生成機能を組み込んだコードを作成した。
パッとみあってそうではあるが、実際に動かしてみないと分からない。
よって、今回は動作確認回となる。
そして本シリーズ最終回(たぶん)
登場人物
博識フクロウのフクさん
イラストACにて公開の「kino_k」さんのイラストを使用しています。
https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=iKciwKA9&area=1
エンジニア歴8年の太郎くん
イラストACにて公開の「しのみ」さんのイラストを使用しています。
https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=uCKphAW2&area=1
さっそく動作確認
じゃ、さっそく動かすよー。
リアルタイム表示が30秒ちょっとの範囲だから、
その範囲で見くれられるよう、
30秒程度でMDF保存のボタンを押すと良いかもね。
その感じで動かしてみるよー。
リアルタイム波形
うん。
30秒ちょっとでMDF保存して、その状態でリアルタイム波形側にpauseをかけて止めておいた。
まずはリアルタイム波形の方を見てみよう。
仮想HILSとXCPによる仮想ECUモニタがあるんで、
まずは仮想HILSから。
仮想ECU側の波形がこれ。
これがMDF比較用の波形となる。
MDF波形
次はMDFを見てみよう。
まずはAsamMdf付属Viewerから。
次はCANapeで同じMDFを開いた状態。
いいね。
ちゃんと狙い通り取れてる。
感想とか
リアルタイムでも波形が見れて、
途中のデータも保存できるようになったからいろいろ解析が捗りそうだね。
しかもViewer側はMDFに対応してれば何使っても良いしね。
そうね。
他の人に渡したときもMDF対応Viewerで見てもらえば良いし、
持ってなければAsamMdf付属Viewerで見てもらっても良いし。
AsamMdf付属Viewerの方はPython環境からセットアップするから、
そこらへんの知見が無い人だとちょっと抵抗あるかもしれないね。
まぁそういうのはあるよねぇ。
これで必要なことは一通りやり切った感じかな。
なんだかんだで300回を超えて317回だよ・・・。
ぶっちゃけシリーズ分けた方が良かったかもね。
(って中の人が思ってる)
まぁやってる間に新しい課題が出てくるから仕方のない面もあるとは思うけどね。
(って中の人に言わされてる)
上司への報告するネタは揃ったんであとは僕の方でまとめるだけだし、
一件落着だ。
じゃー、これが最終回になるね。
(次もなんかあったらフクさんにぶん投げよう)
(次もなんかあったらぶん投げられるんだろうなぁ)
ソースコードとか
今回使用したソースコードはGithubに上げているんで興味ある人は動かしてみると良いかもしれない。
Github
まとめ
まとめだよ。
- 仮想HILSにMDF生成を組み込んだものの動作確認実施
- リアルタイム波形は30秒の範囲なので、比較用といしてその範囲で計測してMDF生成
- リアルタイム波形をMDFを比較。
- AsamMdf付属Viewer、CANapeと比較したところOK。
- 一応、今回が本シリーズ最終回(たぶん)
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