【入門】MATLABの波形表示方法【数値計算】

【入門】MATLABの波形表示方法【数値計算】 MATLAB/Simulink

はじめに

※ MATLAB、Python、Scilab、Julia比較ページはこちら
https://www.simulationroom999.com/blog/comparison-of-matlab-python-scilab/

MATLABに於ける波形表示方法の備忘録。
データの見える化のために波形表示は超重要。
Simulinkの場合はスコープで見ることもできるが、計測データとシミュレーションデータを比較する場合は一旦ワークスペースに落としてからplotした方が比較し易い。

波形表示

>> x=linspace(0,2*pi,200);
>> hold on;
>> plot(x,sin(x),'--r');
>> plot(x,cos(x),'-.b');

hold onで同一のグラフにプロットする。
hold offでplot毎に新規のグラフにプロットする。

subplotを使用して複数のグラフを同一Windowsに表示するパターンもある。
以下はグラフ配置を縦に2つ、横3つ置く場合。

>> x=linspace(0,2*pi,200);
>> hold on;
>> subplot(2,3,1)
>> plot(x,sin(x),'--r');
>> subplot(2,3,2)
>> plot(x,cos(x),'-.b');
>> subplot(2,3,3)
>> plot(x,sin(x),'--r');
>> subplot(2,3,4)
>> plot(x,cos(x),'-.b');
>> subplot(2,3,5)
>> plot(x,sin(x),'--r');
>> subplot(2,3,6)
>> plot(x,cos(x),'-.b');
MATLAB複数グラフ、sin、cos、subplot、plot

ラインスタイル

指定子線種
‘-‘ 実線 (既定の設定)
‘–‘破線
‘:’点線
‘-.’ 一点鎖線

色指定

指定子
r
g
b
cシアン
mマゼンタ
y
k
w

マーカ指定

指定子マーカタイプ
‘+’プラス記号
‘o’
‘*’アスタリスク
‘.’
‘x’十字
‘square’ または ‘s’正方形
‘diamond’ または ‘d’菱形
‘^’上向き三角形
‘v’下向き三角形
‘>’右向き三角形
‘<‘左向き三角形
‘pentagram’ または ‘p’星形五角形
‘hexagram’ または ‘h’星形六角形

まとめ

プロットとそれを結ぶ線の指定により波形表示される。
プロットの種類や線の色を変えることができるので、見やすい構成を考えて描画しよう。

※ MATLAB、Python、Scilab、Julia比較ページはこちら

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