【入門】各環境で線形インデックスサーチ【数値計算】

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【入門】各環境で線形インデックスサーチ【数値計算】

MATLAB、Python、Scilab、Julia比較ページはこちら
https://www.simulationroom999.com/blog/comparison-of-matlab-python-scilab/

はじめに

の、
MATLAB,Python,Scilab,Julia比較 第3章 その47【インデックスサーチ②】

非極大値抑制をプログラムを作成しているときに出てきた、
線形インデックスサーチと論理インデックスサーチについて説明。
今回は、各ツール、各言語で線形インデックスサーチを確認。

各ツールで線形インデックスサーチ

今回は、各ツール、各言語で線形インデックスサーチの確認を行う。
一気に確認してしまおう。

MATLAB

>> X=[0.1 0.2 0.3 0.4 0.5]

X =

    0.1000    0.2000    0.3000    0.4000    0.5000

>> find(0.4<=X)

ans =

     4     5

>> X(find(0.4 <= X))

ans =

    0.4000    0.5000

>> X(find(0.4<=X))=0

X =

    0.1000    0.2000    0.3000         0         0

Python(NumPy)

>>> import numpy as np
>>> X=np.array([0.1, 0.2, 0.3, 0.4, 0.5])
>>> np.where(0.4<=X)
(array([3, 4], dtype=int64),)
>>> X[np.where(0.4<=X)]
array([0.4, 0.5])
>>> X[np.where(0.4<=X)]=0
>>> X
array([0.1, 0.2, 0.3, 0. , 0. ])

Scilab

--> X=[0.1 0.2 0.3 0.4 0.5]
 X  = 

   0.1   0.2   0.3   0.4   0.5

--> find(0.4<=X)
 ans  =

   4.   5.

--> X(find(0.4 <= X))
 ans  =

   0.4   0.5

--> X(find(0.4<=X))=0
 X  = 

   0.1   0.2   0.3   0.   0.

Julia

julia> X=[0.1 0.2 0.3 0.4 0.5]
1×5 Matrix{Float64}:
 0.1  0.2  0.3  0.4  0.5

julia> findall(0.4.<=X)
2-element Vector{CartesianIndex{2}}:
 CartesianIndex(1, 4)
 CartesianIndex(1, 5)

julia> X[findall(0.4.<=X)]
2-element Vector{Float64}:
 0.4
 0.5

julia> X[findall(x-> 0.4 <= x, X)].=0
2-element view(::Matrix{Float64}, CartesianIndex{2}[CartesianIndex(1, 4), CartesianIndex(1, 5)]) with eltype Float64:
 0.0
 0.0

julia> X
1×5 Matrix{Float64}:
 0.1  0.2  0.3  0.0  0.0

考察

どのツール、言語も大体似た感じではある。
findが、whereだったり、findallだったりで関数名の差はあるが。
基本的には同じことができると思って良いだろう。

まとめ

  • 各ツール、各言語で線形インデックスサーチを確認。
    • 基本的にはどの環境でも実施可能。
  • MATLABのfind相当の関数がwhereだったりfindallだったりする程度の差はある。

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