はじめに
2025年2月の生成AIパスポート試験から新シラバスに代わるらしい。
今までのシラバスは2023年版。
とりあえず、比較してみることにした。
まとめページ
過去問、問題集
動画とか
シラバスの在りか
各シラバスは以下から入手
比較結果
| 大項目 | 中項目 | 2023年版 | 2025年版 | 備考 | ||
| 学習項目 | 詳細キーワード | 学習項目 | 詳細キーワード | |||
| 第1章 AI(人工知能) | AI(人工知能の定義) | AIとは | AI(人工知能) | AIとは | AI(人工知能) | |
| AIとはロボットの区別 | ダートマス会議 | AIとはロボットの区別 | ダートマス会議 | |||
| AIの研究 | AIの研究 | |||||
| AIに知能をもたらす仕組み | 知能をもたらす2つの仕組み | ルールベース | 知能をもたらす2つの仕組み | ルールベース | ||
| ルールベースとは | 機械学習 | ルールベースとは | 機械学習 | |||
| 機械学習とは | 学習済みモデル | 機械学習とは | 学習済みモデル | |||
| 機械学習の手法 | 教師あり学習 | 機械学習の手法 | 教師あり学習 | |||
| 機械学習の考え方 | 教師なし学習 | 機械学習の考え方 | 教師なし学習 | |||
| 人間の脳とニューラルネットワーク | クラスタリング | 人間の脳とニューラルネットワーク | クラスタリング | |||
| AIが自ら学習して改善される仕組み | 次元削減 | AIが自ら学習して改善される仕組み | 次元削減 | |||
| 過学習(オーバーフィッティング) | 強化学習 | 過学習(オーバーフィッティング) | 強化学習 | |||
| 過学習を避ける手法 | 半教師あり学習 | 過学習を避ける手法 | 半教師あり学習 | |||
| 転移学習 | ノーフリーランチ定理 | 転移学習 | ノーフリーランチ定理 | |||
| ニューロン | ニューロン | |||||
| シナプス | シナプス | |||||
| 人口ニューロン(ノード) | 人口ニューロン(ノード) | |||||
| ニューラルネットワーク | ニューラルネットワーク | |||||
| ディープラーニング | ディープラーニング | |||||
| 重み | 重み | |||||
| 情報の重みづけ | 情報の重みづけ | |||||
| 過学習 | 過学習 | |||||
| 正則化 | 正則化 | |||||
| ドロップアウト | ドロップアウト | |||||
| 転移学習 | 転移学習 | |||||
| AIの種類 | AIの4つのレベル | 特徴量 | AIの4つのレベル | 特徴量 | ||
| 弱いAI(ANI)と強いAI(AGI) | 弱いAI(ANI) | 弱いAI(ANI)と強いAI(AGI) | 弱いAI(ANI) | |||
| 強いAI(AGI) | 強いAI(AGI) | |||||
| AIの歴史 | 第一次AIブーム | 第一次AIブーム | 第一次AIブーム | 第一次AIブーム | ||
| 第二次AIブーム | 探索 | 第二次AIブーム | 探索 | |||
| 第三次AIブーム | 推論 | 第三次AIブーム | 推論 | |||
| 第二次AIブーム | 第二次AIブーム | |||||
| エキスパートシステム | エキスパートシステム | |||||
| AIの冬 | AIの冬 | |||||
| 第三次AIブーム | 第三次AIブーム | |||||
| ビッグデータ | ビッグデータ | |||||
| シンギュラリティ(技術的特異点) | シンギュラリティ(技術的特異点) | シンギュラリティ(技術的特異点) | シンギュラリティ(技術的特異点) | シンギュラリティ(技術的特異点) | ||
| ヴァーナー・ヴィンジ | ヴァーナー・ヴィンジ | |||||
| レイ・カーツワイル | レイ・カーツワイル | |||||
| 2045年問題 | 2045年問題 | |||||
| AI効果 | AI効果 | |||||
| 第2章 生成AI(ジェネレーティブAI) | 生成AI(ジェネレーティブAI)とは | 生成モデルの誕生 | 生成AI(ジェネレーティブAI) | 生成モデルの誕生 | 生成AI(ジェネレーティブAI) | |
| 自己回帰モデルとディープラーニング(深層学習) | ボルツマンマシン | 自己回帰モデルとディープラーニング(深層学習) | ボルツマンマシン | |||
| CNN(畳み込みニューラルネットワーク) | 制約付きボルツマンマシン | CNN(畳み込みニューラルネットワーク) | 制約付きボルツマンマシン | |||
| VAE(変分自己符号化器) | 自己回帰モデル | VAE(変分自己符号化器) | 自己回帰モデル | |||
| GAN(敵対的生成ネットワーク) | CNN(畳み込みニューラルネットワーク) | GAN(敵対的生成ネットワーク) | CNN(畳み込みニューラルネットワーク) | |||
| RNN(回帰型ニューラルネットワーク) | 畳み込み | RNN(回帰型ニューラルネットワーク) | 畳み込み | |||
| LSTM(長・短期記憶) | VAE(変分自己符号化器) | LSTM(長・短期記憶) | VAE(変分自己符号化器) | |||
| Transformerモデル | ノイズ | Transformerモデル | ノイズ | |||
| Transformer登場以後の派生モデルの系譜 | エンコーダ | Transformer登場以後の派生モデルの系譜 | エンコーダ | |||
| デコーダ | デコーダ | |||||
| 潜在ベクトル | 潜在ベクトル | |||||
| GAN(敵対的生成ネットワーク) | GAN(敵対的生成ネットワーク) | |||||
| 生成器 | 生成器 | |||||
| 識別器 | 識別器 | |||||
| RNN(回帰型ニューラルネットワーク) | RNN(回帰型ニューラルネットワーク) | |||||
| 隠れ層 | 隠れ層 | |||||
| リカレント層 | リカレント層 | |||||
| シーケンスデータ | シーケンスデータ | |||||
| LSTM(長・短期記憶) | LSTM(長・短期記憶) | |||||
| Transformerモデル | Transformerモデル | |||||
| Attention層 | Attention層 | |||||
| 自己注意力(Self-Attention) | 自己注意力(Self-Attention) | |||||
| Attention Mechanism | Attention Mechanism | |||||
| 位置エンコーディング | 位置エンコーディング | |||||
| アーキテクチャ | アーキテクチャ | |||||
| GPTモデル | GPTモデル | |||||
| Open AI | Open AI | |||||
| BERTモデル | BERTモデル | |||||
| MLM(Masked Language Model) | MLM(Masked Language Model) | |||||
| NSP(Next Sentence Prediction) | NSP(Next Sentence Prediction) | |||||
| RoBERTa | RoBERTa | |||||
| ALBERT(a Lite BERT) | ALBERT(a Lite BERT) | |||||
| ChatGPT | ChatGPTとは | ChatGPT | ChatGPTとは | ChatGPT | ||
| 対話型AIの変換とChatGPTの歴史 | GPT-1 | 対話型AIの変換とChatGPTの歴史 | GPT-1 | |||
| GPT-1 | 自然言語処理(NLP) | GPT-1 | 自然言語処理(NLP) | |||
| GPT-2 | GPT-2 | GPT-2 | GPT-2 | |||
| GPT-3 | パラメータGPT-3 | GPT-3 | パラメータGPT-3 | |||
| GPT-3.5 | InstructGPT | GPT-3.5 | InstructGPT | |||
| GPT-4 | GPT-3.5 | GPT-4 | GPT-3.5 | |||
| GPT-4 | Code Interpreter | GPT-4 | ||||
| データセット | GPTs | データセット | ||||
| RLHF(Reinforcement Learning from Human) | GPT4o | RLHF(Reinforcement Learning from Human) | ||||
| アライメント(Alignment) | アライメント(Alignment) | |||||
| ファインチューニング | ファインチューニング | |||||
| ハルシネーション(Hallucination) | ハルシネーション(Hallucination) | |||||
| マルチモーダル | マルチモーダル | |||||
| Code Interpreter | ||||||
| GPTs | ||||||
| GPT4o | ||||||
| 第3章 現在の生成AI(ジェネレーティブAI)の動向 | 生成AIが出来ることと主なサービス | テキスト生成AI | 画像のリサイズ | テキスト生成AI | 画像のリサイズ | |
| 画像生成AI | 正規化 | 画像生成AI | 正規化 | |||
| 音楽生成AI | データの水増し(augmentation) | 音楽生成AI | データの水増し(augmentation) | |||
| 音声生成AI | データ拡張技術 | 音声生成AI | データ拡張技術 | |||
| 動画生成AI | リマスタリング | 動画生成AI | リマスタリング | |||
| ユーザーエクスペリエンス | ユーザーエクスペリエンス | |||||
| Claude | ||||||
| Gemini | ||||||
| Sora | ||||||
| Runway Gen-3 | ||||||
| Luma Dream Machine | ||||||
| ディープフェイク(深層偽造)技術 | ディープフェイクとは | ディープフェイク(深層偽造)技術 | ディープフェイクとは | ディープフェイク(深層偽造)技術 | ||
| ディープフェイクによる事件 | 偽情報(ディスインフォメーション) | ディープフェイクによる事件 | 偽情報(ディスインフォメーション) | |||
| 第4章 情報リテラシー・基本理念とAI社会原則 | インターネットリテラシー | インターネットリテラシーとは | インターネットリテラシー | インターネットリテラシーとは | インターネットリテラシー | |
| テクノロジーの理解 | テクノロジーの理解 | |||||
| 情報リテラシー | 情報リテラシー | |||||
| セキュリティとプライバシー | セキュリティとプライバシー | |||||
| デジタル市民権 | デジタル市民権 | |||||
| セキュリティとプライバシー | 利用者の興味を引くフィッシング詐欺 | フィッシング詐欺 | 利用者の興味を引くフィッシング詐欺 | フィッシング詐欺 | ||
| 悪意のあるQRコード | スミッシング | 悪意のあるQRコード | スミッシング | |||
| Wi-Fiに潜む罠 | ヴィッシング | Wi-Fiに潜む罠 | ヴィッシング | |||
| アップロードサービスに潜む詐欺 | マルウェア | アップロードサービスに潜む詐欺 | マルウェア | |||
| 不適切なコンテンツへのWebアクセス | アンチウイルスソフトウェア | 不適切なコンテンツへのWebアクセス | アンチウイルスソフトウェア | |||
| ソーシャルエンジニアリング攻撃 | クラウドストレージ | ソーシャルエンジニアリング攻撃 | クラウドストレージ | |||
| プライバシー設定 | ランサムウェア | プライバシー設定 | ランサムウェア | |||
| 生成AIの技術的発展に潜む脅威 | ソーシャルエンジニアリング攻撃 | 生成AIの技術的発展に潜む脅威 | ソーシャルエンジニアリング攻撃 | |||
| スピアフィッシング | スピアフィッシング | |||||
| ベイト攻撃 | ベイト攻撃 | |||||
| ブラックメール | ブラックメール | |||||
| プレテキスト | プレテキスト | |||||
| 個人情報保護の観点 | 個人情報保護法 | 個人情報保護法 | 個人情報保護法 | 個人情報保護法 | ||
| 個人情報の詳細な定義 | 改正個人情報保護法 | 個人情報の詳細な定義 | 改正個人情報保護法 | |||
| 要配慮個人情報 | 個人情報保護委員会 | 要配慮個人情報 | 個人情報保護委員会 | |||
| 機微(センシティブ)情報 | 個人情報取扱事業者 | 機微(センシティブ)情報 | 個人情報取扱事業者 | |||
| 匿名加工情報 | 個人識別符号 | 匿名加工情報 | 個人識別符号 | |||
| 生成AI活用における個人情報の取り扱い | 要配慮個人情報 | 生成AI活用における個人情報の取り扱い | 要配慮個人情報 | |||
| 機微(センシティブ)情報 | 機微(センシティブ)情報 | |||||
| 匿名加工情報 | 匿名加工情報 | |||||
| マスキング | マスキング | |||||
| 制作物に関わる権利 | 知的財産権 | 知的財産権 | 知的財産権 | 知的財産権 | ||
| 生成AI活用における知的財産権 | 著作権 | 生成AI活用における知的財産権 | 著作権 | |||
| 肖像権とパブリシティ権 | 特許権 | 肖像権とパブリシティ権 | 特許権 | |||
| 生成AI活用における肖像権とパブリシティ権 | 商標権 | 生成AI活用における肖像権とパブリシティ権 | 商標権 | |||
| 不正競争防止法 | 意匠権 | 不正競争防止法 | 意匠権 | |||
| 生成AI活用における不正競争防止法 | 肖像権 | 生成AI活用における不正競争防止法 | 肖像権 | |||
| AI生成物に関する権利 | パブリシティ権 | AI生成物に関する権利 | パブリシティ権 | |||
| AI生成物に関する事実確認 | 不正競争防止法 | AI生成物に関する事実確認 | 不正競争防止法 | |||
| AI生成物が既存の権利を侵害する可能性 | 営業秘密 | AI生成物が既存の権利を侵害する可能性 | 営業秘密 | |||
| AI生成物の著作権の所在 | 限定提供データ | AI生成物の著作権の所在 | 限定提供データ | |||
| 技術的制限手段 | 技術的制限手段 | |||||
| 著作権侵害 | 著作権侵害 | |||||
| 名誉棄損 | 名誉棄損 | |||||
| AI生成物 | AI生成物 | |||||
| AIを取り巻く理念と原則・ガイドライン | AI社会の基本理念 | AI社会の基本理念 | AI社会の基本理念 | |||
| 人間中心のAI社会原則 | ||||||
| 人間の尊厳が尊重される社会(Dignity) | 人間の尊厳が尊重される社会(Dignity) | |||||
| 多様な背景を持つ人々が多様な幸せを追求できる社会(Diversity & Inclusion) | 多様な背景を持つ人々が多様な幸せを追求できる社会(Diversity&Inclusion) | |||||
| 持続性ある社会(Sustainability) | 持続性可能な社会(Sustainability) | |||||
| AI社会原則 | AI社会原則 | AI社会原則 | ||||
| 人間中心の原則 | 人間中心の考え方 | |||||
| 教育・リテラシーの原則 | 共通の指針へ | |||||
| プライバシー確保の原則 | プライバシー確保の原則 | |||||
| セキュリティ確保の原則 | セキュリティ確保 | |||||
| 公正競争確保の原則 | 共通の指針へ | |||||
| 公平性 | 安全性・公平性 | |||||
| 説明責任及び透明性の原則 | 透明性 | |||||
| イノベーションの原則 | 共通の指針へ | |||||
| AI利活用原則の基本理念 | AI利活用原則の基本理念 | |||||
| AIネットワーク | ||||||
| AI利活用原則(10の原則)と生成AI | AI利活用原則(10の原則) | |||||
| 適正利用の原則 | ||||||
| 適正学習の原則 | ||||||
| 連携の原則 | ||||||
| 安全の原則 | 共通の指針へ | |||||
| セキュリティの原則 | 共通の指針へ | |||||
| プライバシーの原則 | 共通の指針へ | |||||
| 尊厳・自律の原則 | ||||||
| 公平性の原則 | 共通の指針へ | |||||
| 透明性の原則 | 共通の指針へ | |||||
| アカウンタビリティの原則 | 共通の指針へ | |||||
| 共通の指針 | 人間中心 | AI社会原則の人間中心の原則 | ||||
| 安全性 | AI利活用原則(10の原則)と生成AIの安全の原則 | |||||
| 公平性 | AI利活用原則(10の原則)と生成AIの公平性の原則 | |||||
| プライバシー保護 | AI利活用原則(10の原則)と生成AIのプライバシーの原則 | |||||
| セキュリティ確保 | AI利活用原則(10の原則)と生成AIのセキュリティの原則 | |||||
| 透明性 | AI利活用原則(10の原則)と生成AIの透明性の原則 | |||||
| アカウンタビリティ | AI利活用原則(10の原則)と生成AIのアカウンタビリティの原則 | |||||
| 教育・リテラシー | AI社会原則の教育・リテラシーの原則 | |||||
| 公正競争確保 | AI社会原則の公正競争確保の原則 | |||||
| イノベーション | AI社会原則のイノベーションの原則 | |||||
| 高度なAIシステムに関係する事業者に共通の指針 | ||||||
| AIガバナンスの構築 | 環境・リスク分析 | |||||
| AIガバナンス・ゴール | ||||||
| AIマネジメントシステム | ||||||
| AIの事業活動を担う3つの主体 | AI開発者(AIDeveloper) | |||||
| AI提供者(AI Provider) | ||||||
| AI利用者(AIBusinessUser) | ||||||
| 第5章 テキスト生成AIのプロンプト制作と実例 | LMとLLM | LM(Language Model : 言語モデル) | LM | LM(Language Model : 言語モデル) | LM | |
| LLM(Large Language Model: 大規模言語モデル) | n-gramモデル | LLM(Large Language Model: 大規模言語モデル) | n-gramモデル | |||
| プロンプトエンジニアリング | ニューラル言語モデル | プロンプトエンジニアリング | ニューラル言語モデル | |||
| LLM | LLM | |||||
| プレトレーニング | プレトレーニング | |||||
| ハイパーパラメータ | ハイパーパラメータ | |||||
| Temperature | Temperature | |||||
| Top-p | Top-p | |||||
| プロンプト | プロンプト | |||||
| プロンプトエンジニアリング | プロンプトエンジニアリング | |||||
| プロンプトエンジニアリング | Few-Shot プロンプティング | Instruction | Few-Shot プロンプティング | Instruction | ||
| Zero-Shotプロンプティング | Context | Zero-Shotプロンプティング | Context | |||
| Input Data | Input Data | |||||
| Output Indicator | Output Indicator | |||||
| Zero-Shot プロンプティング | Zero-Shot プロンプティング | |||||
| Few-Shot プロンプティング | Few-Shot プロンプティング | |||||
| LLMプロンプティングの実践 | 文章の校正、校正箇所の確認 | 文章の校正、校正箇所の確認 | ||||
| 文章の整理 | 文章の整理 | |||||
| 文章の要約 | 文章の要約 | |||||
| 箇条書きを文章に変換、文章を箇条書きに変換 | 箇条書きを文章に変換、文章を箇条書きに変換 | |||||
| 文章の対象を変更する | 文章の対象を変更する | |||||
| 話者の設定を変更する | 話者の設定を変更する | |||||
| 文章を会話のやり取りへ変換 | 文章を会話のやり取りへ変換 | |||||
| 例え話で理解を深める | 例え話で理解を深める | |||||
| 数字の変換 | 数字の変換 | |||||
| テキスト生成AIを用いたビジネス応用 | メールの作成 | |||||
| アンケート項目の作成 | ||||||
| アンケートの分析 | ||||||
| キャッチコピーの作成 | ||||||
| ビジネス書類のテンプレート作成 | ||||||
| スケジュールの作成 | アジェンダの作成 | 改訂履歴としては誤植とのこと | ||||
| 業務の手順を分解 | ||||||
| タスクの抽出 | ||||||
| 外国語の翻訳 | ||||||
| 英単語から英文の作成 | ||||||
| 海外企業宛のメール文章の作成 | ||||||
| ディベートを行う | ||||||
| 姓と名の分離 | ||||||
| ふりがなの記載 | ||||||
| ブレインストーミング | ||||||
| 質問させながら一緒に進める | ||||||
| テキスト生成AIの不得意なこと | 正確な文字数の指定 | |||||
| 計算 | ||||||
| 最新の情報 | ||||||
| 芸術の批評 | ||||||
差がある部分は赤文字にしている。
とりあえずの結論
2025年版シラバスに改定内容が記載されているが、
その通りの差分となっている。
いい感じに3行で説明すると以下になる。
- ChatGPTの新機能追加。
- Code Interpreter、GPTs、GPT-4oなど。
- 新しいモデル追加。
- Claude、Gemini、Sora、Runway Gen-3、Luma Dream Machineなど。
- 「AI社会原則」、「AI利活用原則の基本理念」、「AI利活用原則(10の原則)と生成AI」が整理された。
- 経産省の「AI事業者ガイドライン(第1.0版)」に統合されたことが理由。
AI事業者ガイドライン(第1.0版)
あと、シラバスの詳細キーワードには記載がなかったが、
以下が改定内容に追加する旨だけが記載されている。
- Stable Diffusion
- DALL・E
- Flux
以降、簡単に追加された用語を説明していく。
第2章 生成AI(ジェネレーティブAI)
ChatGPT
ChatGPTに新しく追加された機能についての用語が追加されている。
Code Interpreter
ChatGPTのCode Interpreterは、ユーザーがプログラムコードを入力し、
その結果を即座に確認できる機能。
Pythonなどのプログラミング言語をサポートし、
データ分析、計算、シミュレーションなどのタスクを実行できる。
これにより、ユーザーはコードの動作をリアルタイムで確認し、迅速にフィードバックを得ることができる。
GPTs
ChatGPTのGPTsは、ユーザーが特定の目的に合わせてカスタマイズした、
オリジナルのChatGPTツールを作成・共有できる機能。
プログラミングスキルが不要で、手軽にカスタマイズでき、誰でも公開し、収益化も可能。
GPTsは、2023年11月にOpenAIが発表した新機能で、特にビジネスや教育など多くの分野で注目されている。
GPT4o
GPT-4o(GPT-4 Omni)は、OpenAIが開発した最新のマルチモーダルAIモデル。
テキスト、音声、画像、動画など、複数の形式のデータを処理し、リアルタイムで応答する。
GPT-4oは、従来のモデルに比べて応答速度が速く、精度も向上している。
特に音声認識や画像生成の性能が優れており、
ビジネスや教育など多岐にわたる分野での応用が期待されている。
第3章 現在の生成AI(ジェネレーティブAI)の動向
生成AIが出来ることと主なサービス
ChatGPT以外の自然言語生成AIサービス、画像生成AIサービス、動画生成AIサービスが追加されている。
Claude
Claudeは、Anthropic社が開発した次世代AIアシスタント。
安全性、正確性、セキュリティを重視して設計されており、
文書作成、コード生成、データ分析など多岐にわたるタスクをサポートする。
最新バージョンのClaude 3は、GPT-4を超える性能を持ち、自然な言語生成と高い信頼性が特徴。
Gemini
Geminiは、Googleが開発した最新の生成AI。
テキスト、画像、音声、動画など、複数のデータ形式を処理できる点が特徴。
2023年末に発表され、創造力や生産性を向上させるために設計されている。
Geminiは、Google Workspaceと統合され、ビジネス向けのツールとしても利用可能。
特に、文章作成、計画立案、学習支援など、多岐にわたるタスクに対応する。
Stable Diffusion
Stable Diffusionは、Stability AIが開発したオープンソースの画像生成AI。
ユーザーが入力したテキストプロンプトに基づいて、
高品質でフォトリアルな画像を生成する。
このAIは、深層学習と生成モデルを組み合わせており、複雑なプロンプトにも対応可能。
2022年8月にリリースされ、多くのクリエイターやデザイナーに利用されている。
DALL・E
DALL・Eは、OpenAIが開発した画像生成AIシステム。
ユーザーが入力したテキストプロンプトに基づいて、高品質でリアルな画像を生成する。
最新バージョンのDALL・E3は、より詳細で正確な画像生成が可能で、
ChatGPTやCopilotと統合されており、プロンプトの作成や画像の微調整が簡単に行える。
このAIは、クリエイティブなプロジェクトやデザイン作業に広く利用されている。
Midjourney
Midjourneyは、テキストプロンプトから高品質な画像を生成するAIツール。
2022年に公開され、アートやデザイン分野で広く利用されている。
Midjourneyは、ユーザーが入力したテキストに基づいて、
フォトリアルな画像から抽象的なアートまで多様なスタイルの画像を生成する。
最新バージョンのMidjourney V6.1は、さらに精度が向上し、よりリアルな画像生成が可能。
Flux
Fluxは、Stability AIが開発した高度な画像生成AI。
テキストプロンプトから高品質でリアルな画像を生成する能力があり、
特にクリエイティブなプロジェクトやデザイン作業に適している。
Fluxは、オープンソースモデルとして公開されており、開発者や企業が自由にカスタマイズ可能。
その性能は、Midjourneyを超えると評価されており、リアリティのある詳細な描写が特徴。
Sora
Soraは、OpenAIが開発した最新の動画生成AI。
テキストプロンプトからリアルで高品質な動画を生成する能力を持ち、最大1分間の動画を作成できる。
Soraは、物理的な動きや複雑なシーンを正確に再現し、
クリエイティブなプロジェクトや映像制作に革新をもたらしている。
2024年2月に発表され、現在は一部のアーティストやデザイナーに限定して提供されている。
Runway Gen-3
Runway Gen-3は、Runway AIが開発した最新の動画生成AIモデル。
Gen-2に比べて、画質や一貫性、動きの精度が大幅に向上している。
テキストプロンプトから高品質な動画を生成し、クリエイティブなプロジェクトに革命をもたらしている。
特に、シネマティックなシーンや複雑な動きを含む動画の生成が得意。
Luma Dream Machine
Luma Dream Machineは、Luma AIが開発した高度な動画生成AI。
テキストや画像から高品質でリアルな動画を迅速に生成する。
このAIは、物理的に正確で一貫性のある映像を作成するために、
直接動画をトレーニングデータとしている。
Dream Machineは、スケーラブルで効率的なトランスフォーマーモデルを使用し、
創造力を最大限に引き出すツールとして注目されている。
第4章 情報リテラシー・基本理念とAI社会原則
AIガバナンスの構築
ガバナンスに関連し、外部環境やリスク分析、ゴール設定、マネジメントについて言及されている。
環境・リスク分析
AI事業者ガイドラインにおける「環境・リスク分析」は、
AIシステムの導入や運用に伴うリスクを評価し、
適切に管理するためのプロセス。
これには、AIの社会的影響、法的リスク、技術的リスクなどを包括的に分析し、
リスク軽減策を講じることが含まれる。
企業は、AIの利用がもたらす潜在的なリスクを理解し、
持続可能な運用を確保するための対策を講じることが求められる。
AIガバナンス・ゴール
AI事業者ガイドラインのAIガバナンス・ゴールは、
AIシステムの安全で倫理的な運用を確保することを目的としている。
これには、透明性、公平性、説明責任、プライバシー保護などの原則を遵守し、
リスクを最小限に抑えるための具体的な行動目標が含まれる。
企業は、これらの目標を達成するために、継続的なモニタリングと評価を行い、
必要に応じて改善策を講じることが求められる。
AIマネジメントシステム
AI事業者ガイドラインのAIマネジメントシステムは、
AIシステムの開発、提供、使用における適切な管理を目的としている。
リスクベースアプローチを採用し、
組織がAIの安全性、透明性、倫理性を確保するためのフレームワークを提供する。
これにより、AIの利活用に伴うリスクを最小限に抑え、持続可能な運用を実現する
AIの事業活動を担う3つの主体
原則を語る際に重要な3つの主体について言及されている。
AI事業者ガイドラインでは、各主体が倫理的かつ安全にAIを
- AI開発者(AIDeveloper):開発
- AI提供者(AI Provider):提供
- AI利用者(AIBusinessUser):利用
するための基準や手順を提供している。
これには、透明性、公平性、説明責任を確保するための具体的な実践方法が含まれる。
各主体は、これらの基準を遵守し、社会に有益なAIシステムを
- AI開発者(AIDeveloper):構築
- AI提供者(AI Provider):提供
- AI利用者(AIBusinessUser):利用
することが求められる。
AI開発者(AIDeveloper)
AI事業者ガイドラインにおけるAI開発者(AIDeveloper)は、
AIシステムの設計、開発、テストを担当する専門家を指す。
AI提供者(AI Provider)
AI事業者ガイドラインにおけるAI提供者(AI Provider)は、
AIシステムやサービスを提供する企業や組織を指す。
AI利用者(AIBusinessUser)
AI事業者ガイドラインにおけるAI利用者(AIBusinessUser)は、
AIシステムやサービスを利用する企業や組織を指す。
第5章 テキスト生成AIのプロンプト制作と実例
テキスト生成AIを用いたビジネス応用
アジェンダの作成
元々は「スケジュールの作成」と記載されていたもの。
2025年版シラバスの改定内容を見ると誤植だったらしい・・・。
正しくは「アジェンダの作成」ということになる。
まとめ
- 生成AIパスポート試験の2023年版シラバスと2025年版シラバスを比較してみた。
- 時代に合わせて新しい機能、モデルが追加。
- AI事業者ガイドライン(第1.0版)発表に伴い、ガイドライン関連が整理され、ガバナンス、主体についても言及されるように。
生成AIパスポート公式テキスト 第3版
【2025年2月最新シラバス対応】完全攻略 生成AIパスポート 実践問題集
生成AIパスポートの教科書: 忙しい人のための超解釈本【テキスト+問題集】【ChatGPT】【生成ai】【生成AIのしくみ】【AI】【資格】【aiイラスト】
AI白書
ディープラーニングG検定(ジェネラリスト)法律・倫理テキスト






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