【入門】フーリエ係数①【数値計算】

【入門】フーリエ係数①【数値計算】 数値計算
【入門】フーリエ係数①【数値計算】

三角関数の直交性を利用した三角関数成分の抽出

先ほど、ベクトルの成分の抽出の話をしたが、
それと、三角関数の直交性を組み合わせると、
三角関数成分の抽出が抽出可能となる。

この話は正直文章では認識しずらい部分になる。
図示するのと数式で表現してみよう。
まず、以下の三角関数を持った関数があったとする。

acos(x)+bsin(x)

この関数から、\(\cos,\sin)のそれぞれの成分を抽出したい。

抽出という言葉自体は、ベクトルの成分を抽出と似たようなこと言っているが、
うまく話が繋がらない。

ここで、横軸をcos(x)、縦軸をsin(x)とする平面を考え、
そこに先ほどの関数をベクトルとしておくと以下のように描ける。

三角関数の直交性による成分抽出、sin(x)、cos(x)、bπ、aπ

具体的にイメージしずらいとは思うが、
この平面は成立する。
少なくともcos(x)sin(x)は直交しているので、成立する。

これをベクトル演算を用いて、成分を抽出しようとすると以下の式になる。

[acos(x)bsin(x)][1cos(x)0]=aπ[acos(x)bsin(x)][01sin(x)]=bπ

平面に記載して、
その基本ベクトルを元に抽出だから、
抽出できるという理屈となる。

cos(x),sin(x)を軸に取る部分がイメージしずらいと思うが、
重要なのは、同一の軸の基本ベクトルとの内積であれば、その成分が抽出できるという事実。
この点だけ覚えておけば良いだろう。

まとめ

  • 前回までに求めた三角関数の直交性を示す公式を再確認。
  • ベクトルの内積によるベクトル成分抽出のイメージを説明。
  • 三角関数の直交性を利用した三角関数成分の抽出について説明。
  • イメージしずらい概念だが、関数の成分を抽出できるという事実に着目すると良い。

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