ディープラーニング、機械学習の基礎数学

ディープラーニング、機械学習の基礎数学 AI、データサイエンス


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微分、微分係数の定義、導関数の公式、記法、ラグランジュの記法、ライプニッツの記法、偏微分、ベクトルの和、行列の和、行列の積、統計学、記述統計、推計統計、相関、正の相関、負の相関、強い相関、弱い相関

微分

関数\(y=f(x)\)の接線を\(x=a\)に於いて引き、
その傾きを\(y=f(x)\)の\(x=a\)に於ける微分係数と呼び、\(f´(a)\)と表す。

微分係数の定義

$$\lim_{h \to 0} \frac{ f(a+h) – f(x) }{h}$$

\(f´(a)\)の\(a\)を変数\(x\)に置き換えた関数\(f´(x)\)を導関数と呼ぶ。

導関数の公式

$$(x^n)´=nx^{n-1}$$
$$C´=0$$

尚、以下2つは記法が異なるが\(f(x)\)の微分を表現している。

  • ラグランジュの記法
    • \(f(x)´\)
  • ライプニッツの記法
    • \(\frac{df(x)}{dx}\)

偏微分

\(f(x,y)\)のような多変数関数に対しては通常の微分(常微分)では演算が困難。
そこで、微分する次元を指定する偏微分が用いられる。
3次元空間として、\(x,y\)の値から\(z\)を求めたい場合は以下の式になる。
$$z=f(x,y)$$
そして、\(x\)の変化が\(z\)の変化を特定したい場合は以下で表現する。
$$\frac{\partial{z}}{\partial{x}}=\frac{\partial{f(x,y)} }{\partial{x}}$$
これを偏導関数と呼ぶ。

ベクトル、行列の演算

ベクトルの和

$${\begin{bmatrix} a_1 \\ a_2 \end{bmatrix}}+ {\begin{bmatrix} b_1 \\ b_2 \end{bmatrix}}= {\begin{bmatrix} a_1 + b_1 \\ a_2 + b_2 \end{bmatrix}} $$

行列の和

$${\begin{bmatrix} a & b \\ c & d \end{bmatrix}}+ {\begin{bmatrix} p & q \\ r & s \end{bmatrix}}= {\begin{bmatrix} a+p & b+q \\ c+r & d+s \end{bmatrix}} $$

行列の積

$${\begin{bmatrix} a & b & c \\ d & e & f \end{bmatrix}}+ {\begin{bmatrix} p & q \\ r & s \\ t & u \end{bmatrix}}= {\begin{bmatrix} ap+br+ct & aq+bs+cu \\ dp+er+ft & dq+es+fu \end{bmatrix}} $$

統計学

統計学は、データからの法則性や知見を数学的に得る分野であり、機械学習もある意味では統計学に含まれると考える。
統計学は以下に大別される。

  • 記述統計
    • 手元のデータの分析
  • 推計統計
    • 手元のデータの背景となる母集団の性質を予測する
    • ※ 機械学習と密な関係はこちら

相関

以下2種類に大別される。

  • 正の相関
    • 片方が増えるともう片方も増える
  • 負の相関
    • 片方が増えるともう片方は減る

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