MATLAB,Python,Scilab,Julia比較 第3章 その61【アフィン変換⑤】

MATLAB,Python,Scilab,Julia比較 第3章 その61【アフィン変換⑤】 数値計算
MATLAB,Python,Scilab,Julia比較 第3章 その61【アフィン変換⑤】

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はじめに

タイトルはアフィン変換になっているが、
実際にはキャンパス拡張の話。
今回はMATLABで実施する。

登場人物

博識フクロウのフクさん

指差しフクロウ

イラストACにて公開の「kino_k」さんのイラストを使用しています。
https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=iKciwKA9&area=1

エンジニア歴8年の太郎くん

技術者太郎

イラストACにて公開の「しのみ」さんのイラストを使用しています。
https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=uCKphAW2&area=1

キャンパス拡張【再掲】

太郎くん
太郎くん

今回は、MATLABで画像のキャンパス拡張をやる感じだね。

フクさん
フクさん

キャンパス拡張のイメージを再掲しておこう。

キャンパス拡張、画像の縦横を取得して大き目の画像を生成、元画像を中央にコピー

MATLABコード

フクさん
フクさん

MATLABコードは以下になる。

canvas_expansion.m

function img = canvas_expansion(img, x, y)
    [H, W] = size(img);
    WID = W+x;
    HID = H+y;
    e_img = zeros(HID, WID);
    e_img(int32((HID-H)/2)+1:int32((HID+H)/2), int32((WID-W)/2)+1:int32((WID+W)/2)) = img;    
    img = e_img;
end

canvas_expansion_test.m

function canvas_expansion_test()
    img = imread('dog.jpg');
    r = img(:,:,1);
    g = img(:,:,2);
    b = img(:,:,3);
    
    % SDTVグレースケール
    img = uint8(fix(0.2990 * r + 0.5870 * g + 0.1140 * b ));
    
    img = canvas_expansion(img, 300, 300);
    
    % グレースケール画像の書き込み
    imwrite(uint8(img), 'dog_canvas_expansion.jpg');
end

処理結果

フクさん
フクさん

処理結果は以下。

キャンパス拡張(MATLAB)

考察

太郎くん
太郎くん

まぁ、これは見たまんまだね。

フクさん
フクさん

元画像のサイズを元に、300ピクセル分大き目の黒空間を作って
そこ真ん中に元画像を配置してるだけだな。

太郎くん
太郎くん

これができれば、アフィン変換で拡大したり、回転させても画像がはみ出にくくなるって感じだね。

フクさん
フクさん

そうそう。

まとめ

フクさん
フクさん

まとめだよ。

  • キャンパス拡張をMATLABで実施。
  • 元画像のサイズを元に指定ピクセル分大き目の黒空間を作成。
  • その黒空間の真ん中に元画像をコピー。

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