MATLAB,Python,Scilab,Julia比較 その11【基本的な使い方①】

MATLAB,Python,Scilab,Julia比較 その11【基本的な使い方①】 数値計算
MATLAB,Python,Scilab,Julia比較 その11【基本的な使い方①】

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はじめに

前回までで、行列の存在意義や、連立方程式が何を解いているのかを説明。
これで行列の有用性の雰囲気が伝わった。(はず?)

今回からやっと各種ツール/言語での行列の扱いの話に突入。

登場人物

博識フクロウのフクさん

指差しフクロウ

イラストACにて公開の「kino_k」さんのイラストを使用しています。
https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=iKciwKA9&area=1

エンジニア歴8年の太郎くん

技術者太郎

イラストACにて公開の「しのみ」さんのイラストを使用しています。
https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=uCKphAW2&area=1

ツール、言語に何をやらしてみる?

太郎くん
太郎くん

なんとなく行列の存在意義とかわかって来たし、
そろそろ具体的にツール、言語に於いての行列の扱い方ってところも押さえていきたいかな。

フクさん
フクさん

そうなると以下の流れで各ツール、言語でどうなるかを見て行くとよいかもね。

  • 単純なスカラー計算
  • ベクトルの定義
  • 等差数列の作成
  • 行列の定義
太郎くん
太郎くん

むっちゃ初級編って感じだな・・・。

フクさん
フクさん

太郎くんの方で不要と思えばカットしちゃっても良いけど?

太郎くん
太郎くん

いやー、結構フワッとしか感じで使ってる面もあるから、
初級編からやってもらった方が良いかなー。

フクさん
フクさん

まぁJuliaに関しては私も初心者なんで
同じことがJuliaで出来るのか、出来るとしてどのようになるのか。
ってのは確認していきたいな。

太郎くん
太郎くん

Juliaに関してはフクさんも僕と同じラインってことか。

フクさん
フクさん

そうだね。
まぁ、スタートダッシュでぶっちぎる予定だけど。

太郎くん
太郎くん

(大人気ねぇなぁ・・・。)

まずはMATLAB

フクさん
フクさん

まずはMATLABで先のパターンを一気に見てみよう。

% 単純計算
>> a=1;
>> b=2;
>> c=a+b;
>> c

c =

     3

% ベクトル
>> x=[1;2;3]

x =

     1
     2
     3
% 等差数列
>> linspace(0,10,5)

ans =

         0    2.5000    5.0000    7.5000   10.0000

>> 

% 行列
>> A=[1 2 3; 4 5 6; 7 8 9]

A =

     1     2     3
     4     5     6
     7     8     9
太郎くん
太郎くん

まぁMATLABに関しては手馴れたもんだよねー。

フクさん
フクさん

こんな感じで、Python、Scilabも一撃で片付けて、
最後にJuliaでどうなるのか?って確認する感じだな。

まとめ

フクさん
フクさん

まとめだよ。

  • 各ツール、言語の基本的な使い方として以下をやってみる。
    • 単純なスカラー計算。
    • ベクトルの定義。
    • 等差数列の作成。
    • 行列の定義。
  • まずは手馴れたMATLABで実施。

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