モデルベース開発

エンジン

エンジン制御概要 O2センサ

O2センサの特性や空燃比フィードバックの概要を記載する。理論空燃費(燃料1[g]に対して空気14.7[g])を中心にリッチ時に1[V]、リーン字に0[V]となる。O2センサと比べ全領域空燃比センサの方がさらに理想空燃比を維持できるため、排ガス規制の強化についていけているという背景もある。
エンジン

エンジン制御概要 噴射制御全体のデータフロー

エンジンの噴射制御全体のデータフローを記載する。(故障診断機関連情報からの推測込み)大まかには以下に分かれる。・フューエルカット判定・基本目標噴射量算出・噴射補正の算出・噴射量算出・噴射時間算出エンジンにおいての燃料噴射量を算出する基本構成を示す。
エンジン

エンジン制御概要

自身でmatlab/simulink等を使ってECU設計/検証/シミュレーションの業務を行っていると言い張っているが、実際にECUがどのような目的でどのような制御を行っているかまで把握していることは少ない。接続されているデバイスと故障診断希(スキャンツール)を起点にして知識掘り下げを行い、知見拡大を狙う。
モーター

モーター伝達関数導出

モーターの伝達関数そのものはググればそれなりに出てくる。 しかし、どのように導出したかわからなければその後の調整、応用ができなくなる。モーターの等価回路から、電圧から電流の伝達式を導出。モーターの発電原理から角速度から逆起電力の伝達式を導出。モーターのトルク原理から、電流からトルク、角加速度の伝達式を導出。
モーター

モーター伝達関数導出(分解/再構築編)

場合によって、伝達関数ブロックを使用できない局面があり得る。伝達関数の中間の帰還パラメータが変動し得る。制御モデルの推定で使用するため離散化されている必要がある場合。自前のHILSっぽい装置で、やはり離散化されている必要がある場合。
モーター

モーター伝達関数導出(伝達関数編)

伝達関数「電圧→トルク→角速度→角移動量」を纏めてモデル化。電圧からトルク、トルクから角速度、角速度から角移動量。全ての変換関数を組み合わせて、Scilabでシミュレーションを実施。
モーター

モーター伝達関数導出(トルク発生原理編)

フレミングの左手の法則より、磁界の中を長さlの導体に電流I_mを流すとローレンツ力Fが発生する。トルクは力Nとそこからの距離l[m]のクロス積(外積)。Ktはトルク定数と呼ばれるものである。モーターの発電原理で出てきた逆起電力定数K_eもBlrをまとめたものである。トルク定数Ktと逆起電力定数Keは同値になる。
モーター

モーター伝達関数導出(運動方程式)

ここで言う運動方程式は回転の運動方程式となる。(モーター自身は回転運動しかしないため。)イナーシャJはローターの形状、質量から算出される定数。反力T_Lは仕事させたときに初めて確定する。
モーター

モーター伝達関数導出(発電原理/逆起電力編)

モーターの発電原理(フレミングの右手の法則)を元に逆起電力について説明が可能。磁界の中を長さlの導体が速度vで移動すると起電圧eが発生する。回転運動をしているため、速度vは回転半径rと角速度ωの乗算と等価となり、式になる。
モーター

モーター伝達関数導出(モーター等価回路編)

キルヒホッフ第二法則、オームの法則、時間領域に於けるインダクタンスにより式で表現できる。モーター等価回路、インダクタンス、抵抗、逆起電圧。ラプラス変換によりモーター等価回路を表現する。