モデルベース開発

事例

【上流検証】最小構成のモデルベース開発事例 その50【Bypass⑯】

やっとBypass実施。 いままでの内容を振り返った。 一連の流れを大きく把握していれば、ツールが変っても適応できる。
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【上流検証】最小構成のモデルベース開発事例 その49【Bypass⑮】

CANapeでは計測対象の変数以外にCANape内でのみ読み書き可能なグローバル変数が定義できる。 関数エディタから追加編集可能。 SimulinkにCANapeIOブロックを繋ぐことでCANapeと連携可能なDLLが作成可能。 CANoeと異なり、CANapeIOの変数名はCANapeと合わせる必要はない。 しかし、合わせておいた方が楽ではある。 グローバル変数をモニタすることが可能。 SimulinkDLLの動作確認だけであれば、グローバル変数で見た方が問題が起きた際の実機との切り分けがし易い。
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【上流検証】最小構成のモデルベース開発事例 その48【Bypass⑭】

A2Lで変数定義ができれば、CANape上の計測対象設定は比較的簡単。 DAQ計測をする場合は計測設定でCyclicを指定しておく必要がある。 パラメータWindowに登録した変数は書き換えが可能。 STIMに対応していればSTIMで、対応してなければDOWNLOAD、SHORT_DOWNLOADで書き換えとなる。
事例

【上流検証】最小構成のモデルベース開発事例 その47【Bypass⑬】

ASAP2 Studioを使った読み書き可能変数定義をやる。 ASAP2 Studioで読み書き用の変数定義ができる。 本来はmapファイルから設定する。 A2Lの中には使用されていないパラメータも存在する。 ResolutionとAccuracy。
事例

【上流検証】最小構成のモデルベース開発事例 その45【Bypass⑫】

CANapeのXCP関連の設定が終わった段階のA2Lを見てみる。 XCP設定だけをもったA2Lを参照。 このA2Lがあれば、XCP設定はスキップできる。 このA2Lがあれば、CANapeからINCAへ移行も一応できる。 100%問題無いとは言い切れないが。
事例

【上流検証】最小構成のモデルベース開発事例 その45【Bypass⑪】

CANapeへのXCP関連の設定の続き。 DAQリストを駆動させるイベントの定義が必要。 DAQリストタイプはStaticDAQとDynamicDAQの2種類がある。 今回はDynamicDAQ。 トランスポート層はEthernetとしての設定。 デフォルトではCTRがオフになっているので、オンに切り替える。
事例

【上流検証】最小構成のモデルベース開発事例 その44【Bypass⑩】

XCPにもversionが存在する。 最も基本的な構成はversion1.1。 ブロックモードを使うとCMD効率的に動作する。 しかし、今回は使わない。 シードキーを使うとセキュリティロックが掛けられる。 しかし、今回は使わない。 MODIFY_BITS、SHORT_DOWNLOAD、SHORT_UPLOAD等はデフォルトでは無効になっている。 ECU側が対応しているならば、効率化するために有効化しておいた方が良い。
事例

【上流検証】最小構成のモデルベース開発事例 その43【Bypass⑨】

CANapeでXCPonEthernetをする場合はデバイスタイプはXCPを選べばOK。 設定を進めて行くと、トランスポート層の選択でEthernetが出てくる。 A2Lはデータベースファイルという名称で記載されている。 A2Lはビルド毎に自動更新させることが可能。 ビルド、リプログラミング、計測がシームレスに実施できる。 よって、本来であればA2Lを最大活用する方針の方が正しい。
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【上流検証】最小構成のモデルベース開発事例 その42【Bypass⑧】

CANapeでXCPを利用をする上で必要な情報とか。 CANoeとCANapeは全く別のツール。 A2LファイルがあるとXCP関連の設定を省ける場合がある。 通常はA2Lファイルがあるので、XCP関連設定は気にしなくて良いことが多い。 プロトタイプの段階ではA2Lが無いことがあるので、無い場合はXCPの仕様を見ながら一つ一つ設定していくことになる。
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【上流検証】最小構成のモデルベース開発事例 その41【Bypass⑦】

今回から実際に使うツールの話になる。 Bypassを実現するにはMCツールが必要。 MがMeasurementで計測。 CがCalibrationでキャリブレーション。 MCツールの代表格にETAS社製INCAとVector製CANapeがある。 どちらが良いということは無く、使用実績から選択した方が良い。