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はじめに
の、
MATLAB,Python,Scilab,Julia比較 第3章 その61【アフィン変換⑤】
を書き直したもの。
タイトルはアフィン変換になっているが、
実際にはキャンバス拡張の話。
今回はMATLABで実施する。
キャンバス拡張【再掲】
今回は、MATLABで画像のキャンパス拡張を実施する。
まずはキャンパス拡張のイメージを再掲しておこう。
MATLABコード
MATLABコードは以下になる。
canvas_expansion.m
function img = canvas_expansion(img, x, y)
[H, W] = size(img);
WID = W+x;
HID = H+y;
e_img = zeros(HID, WID);
e_img(int32((HID-H)/2)+1:int32((HID+H)/2), int32((WID-W)/2)+1:int32((WID+W)/2)) = img;
img = e_img;
end
canvas_expansion_test.m
function canvas_expansion_test()
img = imread('dog.jpg');
r = img(:,:,1);
g = img(:,:,2);
b = img(:,:,3);
% SDTVグレースケール
img = uint8(fix(0.2990 * r + 0.5870 * g + 0.1140 * b ));
img = canvas_expansion(img, 300, 300);
% グレースケール画像の書き込み
imwrite(uint8(img), 'dog_canvas_expansion.jpg');
end
処理結果
処理結果は以下。
考察
これは見たまんま。
元画像のサイズを元に、300ピクセル分大き目の黒空間を作って
そこ真ん中に元画像を配置してるだけになる。
これができれば、アフィン変換で拡大したり、回転させても画像がはみ出にくくなる。
まとめ
- キャンパス拡張をMATLABで実施。
- 元画像のサイズを元に指定ピクセル分大き目の黒空間を作成。
- その黒空間の真ん中に元画像をコピー。
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