AI実装検定B級、合格率、テキスト、勉強時間、試験日

AI実装検定B級、合格率、テキスト、勉強時間、試験日 AI実装検定
AI実装検定B級、合格率、テキスト、勉強時間、試験日

はじめに

先日(2023年9月)、AI実装検定B級を受験してきました。
結果としては合格。
この時のいろいろな情報を備忘録的に残しておこうと思います。

ちなみに比較的新しい検定なのでどんな感じなのかの雰囲気を知るのが目的です。
(良さげな感じだったら同僚&部下に勧める感じ)

類似検定の解説記事

G検定

DS検定

AI実装検定A級

解説動画とか

AI実装検定B級、合格率、テキスト、勉強時間、試験日

AI実装検定B級、特殊な問題を出題してみる(DQN(Deep Q-Network)、ストーリーテスト、ナンバーテスト、バックキャスト、KKD、DMN(Default Mode Network))

AI実装検定とは?

AI実装検定とは、AI実装検定実行委員会(AIEO)が行っている、
ディープラーニングに関する実装能力と知識の判別を目的とした検定です。

類似検定としては、AI関連としてG検定やE資格などがが挙がると思います。
AI実装検定には3つのレベルがあり、
下からB級、A級、S級があります。
G検定、E資格との兼ね合いの画像がAI実装検定のサイトにあるので引用します。

AI実装検定B級、JDLA G検定、AI実装検定A級、JDLA E資格、AI実装検定S級
AI実装検定B級、JDLA G検定、AI実装検定A級、JDLA E資格、AI実装検定S級
AI実装検定実行委員会(AIEO)https://kentei.ai/

級がG検定の下。
A級がG検定とE資格の間。
S級はE資格の上。

今回受けてきたB級はG検定を受ける前の腕試しに受けてみると良いかと思います。
(尚、私自身はG検定は合格済みで受けてきました)

合格率

合格率については開示はされていないようです。
私が受験した印象では、合格率80%以上は固いです。
理由は後述。

テキスト

AI実装検定B級用の書籍としてのテキストはありません。
かわりに、AI実装検定のサイトにて、
「中学生からわかるAI入門講座」
というStudy-AIさんのYoutube動画が紹介されています。

実際、学習としてはこの動画だけで十分です。
ただし、この動画の範囲外の問題も少しは出ます

問題集

テキストもなければ、問題集もありません
というわけで、私の方で過去問っぽい一問一答問題集を作ってみました!
これらが解ければ合格どころか満点も狙いに行けるでしょう。
(特殊な問題に引っかからなければですが・・・。)

上で問題集が無いと書きましたが、一応非公式な問題集はあるようです。
レベル的には私が作ったものを類似な感じはしますが、サンプル問題を見て必要そうだったら購入してみるのも良いでしょう。

Amazon.co.jp

受験形式

受験はCBT(Computer Based Testing)形式
ただし、自宅受験ではなく、会場受験になります。
会場は全国各地のテストセンターやパソコンスクールなどが該当します。
最寄りの会場を探しておくと良いでしょう。

申込時に日時と受験時間の指定することになりますが、
受験開始の30分前から入場可能で、会場の受験用PCが空いている場合、
指定した時刻前からでも試験開始可能です。

試験画面

試験画面は、DS検定の時と一緒でした。
ただし、電卓はありません。
まぁ、そもそも計算問題はないので、電卓は不要なのですが。

DS検定時の試験画面の記事を参考にしてください。

問題数

問題数は30問
時間は40分
1問あたり、1.3分なので比較的余裕があります。
(G検定が37秒/問、DS検定が1分/問だったので、それと比較して・・・。)

合格ライン

合格ラインは正答率70%と明記されています。
AI実装検定B級は、30問なので、
21問を正解すれば合格です。

合否結果

合否は受験終了直後に確定します。
テストセンターのプリンターで以下がプリントアウトされ渡されます。

AI実装検定B級、試験結果レポート、合格

そして、その日の夜には認定証と合格ロゴを取得できました。

AI実装検定B級合格証
AI実装検定B級合格ロゴ

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コメント

  1. ボンド より:

    AI実装検定(B級)を受講しようと考えています。
    いつもYouTubeと問題を使用させて頂いています、ありがとうございます。

    質問ですが、B級を取得した後に、G検定か生成AIパスポート試験を受講しようかと思っているのですが、どちらがお勧め等あればい教えて頂きたいです。

    • KEI より:

      あくまで個人の所感なんで参考程度で・・・。

      結論としては生成AIパスポート試験を先に受けた方がステップアップ感が強いです。

      生成AIパスポート試験は、その名の通り生成AI特化の検定で、G検定と比べると出題範囲が狭くなります。
      問題も不意に出てくる「不適切なものを選べ」あたりに気を付けさえすれば、比較的素直な問題が多いです。
      また、G検定で割と苦しむ法規倫理あたりの問題が生成AIパスポート試験でも出てきて、
      この段階である程度把握できていると、G検定の学習で楽ができます。

      生成AIパスポート試験には無く、G検定特有の出題範囲はおおよそ以下になります。(実際にシラバスを見比べた方が良いです。)
      ・基本的な機械学習アルゴリズムや評価方法
      ・ディープラーニング使用される技術要素(畳み込み、正規化、Attention機構、etc)
      ・各種ディープラーニングモデル(画像認識系、音声処理系、自然言語系、深層強化学習、エッジAI関連技術、etc)
      ・数理、統計(帰無仮説、対立仮説、コサイン類似度、条件付き確率、etc)
      ・倫理(エコーチェンバー、各種バイアス、敵対的攻撃、カメラ画像利活用ガイドブック、etc)

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