そのままやるといろいろと問題が?
この数式を元にアフィン変換をやればOKなのだが、
実際には、そのままやるといろいろ問題が起きる。
どんな問題かというと、
座標変換先の空間が足りなくなったり、変換が満遍なくできなかったり。
- 画像がはみ出る。
- 移動、回転した際に、画像の範囲からはみ出ることがある。
- まだら模様になる。
- 変換先のピクセルが重複することが多く、結果として変換元が存在しないピクセルが出てくる。
画像がはみ出る対策
画像がはみ出る問題の対策はシンプル。
単純に画像の外側の領域を拡張すればOK。
イメージとしては以下になる。
一度、大き目な領域を確保して、そのあとに元画像を張り付ければ良い。
事前に画像編集ソフトで加工しておくでもOKだが、
今回はプログラム的に開設する予定。
まだら模様対策
まずまだら模様になる症状を見てみよう。
これについては、発生する理屈や対策がやや混み入っているので、
原因と対策を別途説明しよう。
何からやっていく?
アフィン変換の前にまずは、領域拡張ことキャンパス拡張を行う予定。
これを先に終わらせておかないと、アフィン変換しても空間不足でイマイチな結果になりやすい。
これは先ほどの画像がはみ出る対策。
キャンパス拡張を各言語でやっていく予定。
まとめ
- 座標変換の代表的な手法としてアフィン変換がある。
- アニメーションgifでアフィン変換のイメージを見てみた。
- アフィン変換を実施する上での問題を確認。
- 空間不足問題とまだら模様問題。
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