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はじめに
の、
MATLAB,Python,Scilab,Julia比較 第3章 その73【アフィン変換⑰】
を書き直したもの。
アフィン変換のプログラミング。
今回は、MATLABで実施。
アフィン変換のプログラミングに向けて【再掲】
今回から、アフィン変換のプログラムを作成していく。
まずはMATLABから。
実装手順も再掲する。
- 画像サイズの取得
- 中心を0とした座標系の生成
- X軸、Y軸ともに-1~1の範囲の座標系として扱う
- 座標\(x\prime,y\prime,1\)の3次元ベクトル配列の生成。
- ※ 全座標に対して一括でアフィン逆変換を実施するため。
- 変換元座標の算出(アフィン逆変換)
- 画像と同一形状の2次元配列に変換元座標配列を生成。
- 変換元の座標系-1~1をピクセル位置に変換。
- 元画像と変換元座標を元に変換先へコピー。
MATLABコード
MATLABコードは以下になる。
affine_transformation.m
function affine_img= affine_transformation(img, matrix)
% 画像サイズ取得
[hight, width] = size(img);
% 中心を0とした座標系を生成
x_axis = linspace(-1, 1, width);
y_axis = linspace(-1, 1, hight);
[xim,yim] = meshgrid(x_axis, y_axis);
% 座標x',y',1の3次元ベクトルの配列
% n(:)表記で列ベクトル化したあとに転置して行ベクトル化
points = [xim(:)';yim(:)'; ones(1, size(xim(:),1))];
% 変換元座標算出(アフィン逆変換)
points_affine = matrix * points;
% 画像と同一形状の2次元配列に変換元座標配列を生成
dx = reshape(points_affine(1,:),[hight width]);
dy = reshape(points_affine(2,:),[hight width]);
% 変換元座標をピクセル位置に変換
v = uint32(fix(min(max((dx+1)*width/2, 1), width )));
h = uint32(fix(min(max((dy+1)*hight/2, 1), hight )));
% 元画像と変換元座標を元に変換先へコピー
affine_img = img(h+(v-1)*hight);
end
canvas_expansion.m
function img = canvas_expansion(img, x, y)
[H, W] = size(img);
WID = W+x;
HID = H+y;
e_img = zeros(HID, WID);
e_img(int32((HID-H)/2)+1:int32((HID+H)/2), int32((WID-W)/2)+1:int32((WID+W)/2)) = img;
img = e_img;
end
affine_transformation_scaling_test.m
function affine_transformation_scaling_test()
img = imread('dog.jpg');
r = img(:,:,1);
g = img(:,:,2);
b = img(:,:,3);
% SDTVグレースケール
img = uint8(fix(0.2990 * r + 0.5870 * g + 0.1140 * b ));
img = canvas_expansion(img, 300, 300);
sx = -1;
sy = 1.5;
matrix = inv([ sx 0 0;
0 sy 0;
0 0 1]);
affine_img = affine_transformation(img,matrix);
% グレースケール画像の書き込み
imwrite(uint8(affine_img), 'dog_affine_scaling.jpg');
end
処理結果
処理結果は以下。
考察
アフィン変換の伸縮のところだけ試した。
x軸方向に反転して、y軸方向に伸びてる。
キャンバスの拡張もちゃんと効いてるのが確認できる。
matrixの部分を変更すれば、他のアフィン変換も試せるはず。
他のアフィン行列ついては、
まだ、これ以降に試すことがあるから、最終的には試すことになる予定。
まとめ
- MATLABでアフィン変換の伸縮を実施。
- 問題無く動作。
- 他のアフィン変換も動くはずだが、別途実験予定。
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