【Python】最小構成のMBD事例 第2章 その283【AsamMdf③】

はじめに

前回はAsamMdfの基本機能を確認した。
公式サイトで公開されてる情報ではあるが、掻い摘んで説明。
結果としては、今回使用する機能としては問題無し。
ただし、念のため動作確認は必要。

今回はAsamMdfのインストールを始める。

博識フクロウのフクさん

イラストACにて公開の「kino_k」さんのイラストを使用しています。
https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=iKciwKA9&area=1

エンジニア歴8年の太郎くん

イラストACにて公開の「しのみ」さんのイラストを使用しています。
https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=uCKphAW2&area=1

太郎くん

今回はAsamMdfのインストールかな？

フクさん

そうだね。

太郎くん

Pythonパッケージのインストールと言うとpip、condaとあるけど、どっちでやるんだろう？

フクさん

どっちでも出来るよ。
私はpipの方でインストールしちゃったけど。

太郎くん

じゃー両方のインストールの仕方を教えてもらおうかな。

フクさん

インストールの仕方はシンプル。
以下をコマンドラインで実行すればOK。

■ pipの場合

> pip install asammdf

Viewerも必要な場合は以下

> pip install asammdf[gui]

■ condaの場合

> conda install -c conda-forge asammdf

太郎くん

ホントにシンプルだ。
パッケージメンテナ様様だねー。

太郎くん

AsamMdf付属のViewerがあるってことだったけど、
これの起動方法とかどうなってるの？

フクさん

同じくコマンドラインで以下を実行すればOK。

> asammdf

太郎くん

楽で助かるんだけど、
そもそもどこにインストールされてるんだ？

フクさん

どうやら、
Python環境直下のscriptフォルダにasammdfの実行ファイルがインストールされているみたいだね。
scriptフォルダはPATHが通っているはずなんで、実行ファイル名を指定するだけで起動する。
って理屈だ。

太郎くん

なんだ。
そこの仕組みもシンプルだったのか。

フクさん

Viewerについては次回具体的に触っていこう。

フクさん

まとめだよ。

AsamMdfのインストール方法は簡単なパターンだとpipとcondaの2種類。
- pipの場合、付属Viewerが必要な場合はasammdf[gui]を指定する必要がある。
AsamMdf付属のViewerはPython環境直下のscriptフォルダにインストールされる。
- OS管理側は特に汚さない。

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