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はじめに
前回まででHILSもどきはおおよそできることが証明できた・・・はず。
(精度の制約、構築の手間などの課題は多いが、勉強を兼ねることも含めればそれなりの価値はある)
このHILSもどきの利用方法をいろいろ思いついたので
今回からそこらへんを語っていく予定。
登場人物
博識フクロウのフクさん
イラストACにて公開の「kino_k」さんのイラストを使用しています。
https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=iKciwKA9&area=1
エンジニア歴8年の太郎くん
イラストACにて公開の「しのみ」さんのイラストを使用しています。
https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=uCKphAW2&area=1
「HILSもどき」を利用した試したい事
前回の話だと、なんか試したいことがあるようなこと言ってたけど、何するの?
ふむ。
XCPを利用したECUとHILSもどきの連携ができないかを考えている。
XCP?
どっかで聞いたな?
もう一年以上前になるかな。
そう。
あれは雨の日・・・。
いやいや!
何を語りだす気だよ!
まぁ一年以上前なのは確かで
「XCPによるBypass」
って記事を作ってるはずなんだよね。
「XCPによるBypass」関連の記事たち
あ、そういえばそういうのもやったかも。
昔の記事を掘り返したけど、
記事数も結構あったんだな。
(16記事あった)
結局XCPで何をするのか?
まぁというわけでXCPはまぁまぁやったわけだけど、
改めてなんかするの?
以前やったXCPはBypass手法というものだったが、
今回やろうとしてるのは、その逆だな。
逆?
BypassはXCPでECU内部の一部のアルゴリズムをPC側から乗っ取る方式だったはずだから・・・。
わからん!
BypassはECUの一部を疑似的にPCで処理させる手法に対して、
今回やろうと思っている物はECUの外側をXCPで疑似的にするものだ
ECUの外側を疑似的にするのがHILSなんじゃない?
XCP関係無くない?
まぁ具体的にどういう構成にするかは次回説明しよう。
(今回は過去記事の掘り返し回)
まとめ
まとめだよ。
- 「HILSもどき」を利用した試したい事はXCPを利用することらしい。
- XCPはBypass関連の記事で一年以上前にやったことはある。
- BypassはECUの一部の機能をXCPを使って疑似化するもの。
- 今回やろうとしていることはECUの外側をXCPを使って疑似化するもの。
- 詳細は次回説明予定。
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