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はじめに
の、
MATLAB,Python,Scilab,Julia比較 第4章 その62【逆伝播⑬】
を書き直したもの。
単純パーセプトロンに対する逆伝播を行う。
まずは逆伝播を行った際の重みの動き方を確認するプログラムを作成する。
今回はPythonでこれを実現する。
【再掲】プログラム化する数式
まずは、今回プログラム化する数式を再掲。
\(
\begin{eqnarray}
\displaystyle\frac{\partial E}{\partial W}&=&(A-Y)\cdot\sigma(Z)\{1-\sigma(Z)\}\cdot X\\
&=&\sum \Bigg\{\Bigg(\begin{bmatrix}a_1\\a_2\\a_3\\a_4\end{bmatrix}-\begin{bmatrix}0\\0\\0\\1\end{bmatrix}\Bigg)\Bigg\}\circ
\sigma\Bigg(\begin{bmatrix}z_1\\z_2\\z_3\\z_4\end{bmatrix}\Bigg)
\Bigg\{1-\sigma\Bigg(\begin{bmatrix}z_1\\z_2\\z_3\\z_4\end{bmatrix}\Bigg)\Bigg\}
\begin{bmatrix}1&1\end{bmatrix}
\begin{bmatrix}0&0\\0&1\\1&0\\1&1\end{bmatrix}
\end{eqnarray}
\)
これをPythonで実現する。
重みはそれぞれ2.7近辺に収束すればOKだ。
Pythonコード
以下がPythonコード。
import numpy as np
import matplotlib.pyplot as plt
# シグモイド関数の定義
def sigmoid(x):
return 1 / (1 + np.exp(-x))
# シグモイド関数の導関数の定義
def sigmoid_derivative(x):
return sigmoid(x) * (1 - sigmoid(x))
# データセットの定義
X = np.array([[0, 0], [0, 1], [1, 0], [1, 1]])
Y = np.array([[0], [0], [0], [1]])
W = np.array([1.0, 6.0])
b = -4.0
N = 200 # ループ回数
aW = np.zeros((N, 2)) # 重み記録用バッファ
for i in range(N):
# 順伝播
Z = X@W.reshape(-1,1) + b
A = sigmoid(Z)
# 逆伝播
dW = np.sum((A - Y) * sigmoid_derivative(Z)@np.ones((1,2)) * X, axis=0)
# パラメータの更新
W = W - dW
aW[i, :] = W # 重みを記憶
plt.plot(aW) # 重みの変化の経緯をplot
plt.legend(['w_1', 'w_2'])
plt.grid(True)
plt.show()
print("W =", W) # 最終的な重み
処理結果
処理結果は以下。
W = [2.66643661 2.66689667]
まとめ
- 逆伝播を行った際の重みの動き方を確認するプログラムをPythonで作成。
- おおよそ狙ったところに収束。
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