MATLAB,Python,Scilab,Julia比較 第4章 その4【形式ニューロン②】

MATLAB,Python,Scilab,Julia比較 第4章 その4【形式ニューロン②】 数値計算
MATLAB,Python,Scilab,Julia比較 第4章 その4【形式ニューロン②】

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はじめに

形式ニューロンについての解説。
形式ニューロンの概念図とか数式とか。

登場人物

博識フクロウのフクさん

指差しフクロウ

イラストACにて公開の「kino_k」さんのイラストを使用しています。
https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=iKciwKA9&area=1

エンジニア歴8年の太郎くん

技術者太郎

イラストACにて公開の「しのみ」さんのイラストを使用しています。
https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=uCKphAW2&area=1

【再掲】形式ニューロンへ至る道

太郎くん
太郎くん

まずは、形式ニューロンへ至る道を再掲。

  • ヘヴィサイド関数(済)
  • 形式ニューロン
  • 分類問題のHelloWorld
  • 誤差関数
  • 決定境界直線
  • 決定境界直線の特定方法
  • 総当たり法による分類
フクさん
フクさん

今回は形式ニューロンの説明がメイン。

形式ニューロンの概念図

太郎くん
太郎くん

前回は、ヘヴィサイド関数の話から入ったけど、
肝心の形式ニューロンの話がまだだね。

フクさん
フクさん

それを今回説明しよう。
まずは概念図。

形式ニューロン概念図、x1、x2、xn-1、xn、w1、w2、wn-1、wn、-b、y、H
フクさん
フクさん

\(x\)が入力ベクトル、
\(y\)が出力、
\(w\)が重み、
\(b\)がバイアス
\(H\)がヘヴィサイド関数
になる。

太郎くん
太郎くん

なんか、こういう絵ってニューラルネットワークでよく見る気がする。

フクさん
フクさん

そうだね。
まぁ違いとしては、
バイアスが負になってる点と
活性化関数がヘヴィサイド関数ってところだな。

太郎くん
太郎くん

確かに細かいところは違うのか。

形式ニューロンの数式表現

フクさん
フクさん

形式ニューロンの数式表現も載せておこう。

\(
y=H\Bigg(
\begin{bmatrix}
w_1&w_2&\dots&w_{n-1}&w_n&-b
\end{bmatrix}
\begin{bmatrix}
x_1\\
x_2\\
\vdots\\
x_{n-1}\\
x_n
\end{bmatrix}
\Bigg)
\)

太郎くん
太郎くん

重み\(w\)と入力\(x\)は内積をやってるだけなのか。

フクさん
フクさん

その結果をヘヴィサイド関数に渡して、0 or 1を出力するって仕組みだね。

太郎くん
太郎くん

確かによく聞くニューロンの振る舞いっぽい!

フクさん
フクさん

まぁ、この構成はいろいろ問題があるから、現在に於いてはほぼ使われてはいないのだけど、
パーセプトロン、ニューラルネットワークの基本構成の元にはなってるという位置づけになる。

太郎くん
太郎くん

基礎の基礎って感じでちょっと面白くなってきた気がする。

まとめ

フクさん
フクさん

まとめだよ。

  • 形式ニューロンの概念図を説明。
    • よく見るニューロンの概念図と類似。
  • 形式ニューロンの数式を説明。
    • 重みと入力の内積の結果をヘヴィサイド関数に渡して0or1にしている。

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