MATLAB,Python,Scilab,Julia比較 第4章 その3【形式ニューロン①】

MATLAB,Python,Scilab,Julia比較 第4章 その3【形式ニューロン①】 数値計算
MATLAB,Python,Scilab,Julia比較 第4章 その3【形式ニューロン①】

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はじめに

今回から形式ニューロンについての解説に突入。
まずはロードマップの提示から。

登場人物

博識フクロウのフクさん

指差しフクロウ

イラストACにて公開の「kino_k」さんのイラストを使用しています。
https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=iKciwKA9&area=1

エンジニア歴8年の太郎くん

技術者太郎

イラストACにて公開の「しのみ」さんのイラストを使用しています。
https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=uCKphAW2&area=1

形式ニューロンに至る道

太郎くん
太郎くん

まずは形式ニューロンってのをやるんだっけ?

フクさん
フクさん

そうそう。

太郎くん
太郎くん

これも、単に形式ニューロンだけの説明で終わる感じじゃないような気がする。

フクさん
フクさん

中々察しが良いね。
複数の知識の組み合わせで成立すると思った方が良いな。

太郎くん
太郎くん

じゃー、恒例のロードマップをよろしくー

フクさん
フクさん

おおよそ以下の手順で説明していく。

  • ヘヴィサイド関数
  • 形式ニューロン
  • 分類問題のHelloWorld
  • 誤差関数
  • 決定境界直線
  • 決定境界直線の特定方法
  • 総当たり法による分類
太郎くん
太郎くん

予想以上に盛沢山じゃねぇか・・・。

フクさん
フクさん

まぁ、一つ一つはシンプル・・・なはず・・・。

太郎くん
太郎くん

(シンプルじゃないのもあるって雰囲気だな・・・。)

ヘヴィサイド関数

フクさん
フクさん

まずはヘヴィサイド関数。
これが形式ニューロンの性格を顕著に表すものと言って良いだろう。

太郎くん
太郎くん

どんな関数なの?

フクさん
フクさん

まずはWikipediaから引用。

ヘヴィサイドの階段関数(、英: Heaviside step function)は、正負の引数に対しそれぞれ 1, 0 を返す階段関数である。名称はオリヴァー・ヘヴィサイドにちなむ。ヘヴィサイド関数と呼ばれることもある。通常、H(x) や Y(x) などで表されることが多い。

Wikipediaより(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%89%E3%81%AE%E9%9A%8E%E6%AE%B5%E9%96%A2%E6%95%B0)
太郎くん
太郎くん

これだけ見てもわからん・・・。

フクさん
フクさん

グラフにするとこんな感じだな。
連続系を非連続系に変換する関数の最もシンプルなものだ。

ヘヴィサイド関数
太郎くん
太郎くん

正の入力だと1、負の入力だと0ってことかな?

フクさん
フクさん

そうそう。
この関数の性格を利用すると、
もやっとしたものをYes/Noに変換できるとと思っておけば良いだろう。

太郎くん
太郎くん

そういう表現だと分かり易いな。

まとめ

フクさん
フクさん

まとめだよ。

  • 形式ニューロンを把握するためのロードマップを提示。
  • ヘヴィサイド関数を説明。
    • とりあえず、もやっとしたものをYes/Noに変換できるとと思っておけばOK。

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