2021-03

車載外部ストレージ

【FileSystem】車載外部ストレージ その58【SD応答向上仕様⑦】

SDカードのPERFORMANCE_MOVEの話。 PERFORMANCE_MOVEの明細説明。 コピー速度を明記しない場合もある。 Infinity。 シーケンシャルアクセスを前提とした場合、高速書き込みを保証している場合もある。 Sequential Write。Video Speed Classで使用される。
車載外部ストレージ

【FileSystem】車載外部ストレージ その57【SD応答向上仕様⑥】

NAND-FlashRomの省メモリ制御についての続きを説明。 NAND-FlashRomは確率的にどこかのBlockが不良Blockになってる。 初期不良Block。 後発不良Block。 よって、リニアアドレス的なアクセスに向いていない。 物理Block、論理Blockに分けて変換テーブルを挟んで管理することが多い。
車載外部ストレージ

【FileSystem】車載外部ストレージ その56【SD応答向上仕様⑤】

SDカードのPERFORMANCE_MOVEの話。NAND-FlashRomの共通の性質を説明。page(読み書き)、block(消去)の概念が共通。 NAND-FlashRomの省メモリ書き込み手法説明。書き戻さずに、page単位でコピー。 コピーの最中に書き換えたいpageだけ更新。
車載外部ストレージ

【FileSystem】車載外部ストレージ その55【SD応答向上仕様④】

SDカードのSD_STATUS詳細。 今回はPERFORMANCE_MOVEについて。 SDカード内のNAND-FlashRomは消去単位大きすぎて、普通に使おうとするとRAM不足問題になる。 SDカード内部に大容量のRAMを持つとコストが上がる。 よって、RAM使用量削減の手法を用いる必要がある。
車載外部ストレージ

【FileSystem】車載外部ストレージ その54【SD応答向上仕様③】

ACMD13(SD_STATUS)で取得できるSD_STATUSの明細。 全てを説明するとボリュームが大きいので以下3点に絞って説明予定。 PERFORMANCE_MOVE。 VIDEO_SPEED_CLASS。 APP_PERF_CLASS。
車載外部ストレージ

【FileSystem】車載外部ストレージ その53【SD応答向上仕様②】

CQ(Command Queue) Modeを簡単に説明。Performance Enhancement Function Register で切替ができる。1:Voluntary CQ mode。0:Sequential CQ Mode。Sequential CQ ModeはTask ID順に処理される。
車載外部ストレージ

【FileSystem】車載外部ストレージ その52【SD応答向上仕様①】

SDカードには応答向上仕様がある。すべてのSDカードに搭載されてる保証はないため利用シーンは限られる。使用SDカードが決定しており読み書きスループットを最大化させたい場合。応答向上はCQ(Command Queue)Modeがキモ。Voluntary CQ modeとSequential CQ Modeの2種類がある。
車載外部ストレージ

【FileSystem】車載外部ストレージ その51【SD読み書きSDモード③】

CMD13(SEND_STATUS/SEND_TASK_STATUS)の話の続きを説明。 CMD13はSend Task Status RegisterでSEND_STATUS/SEND_TASK_STATUSを切替できる。 Task StatusはCommand Queueの状態監視用。 Command Queueについては次回以降説明。
車載外部ストレージ

【FileSystem】車載外部ストレージ その50【SD読み書きSDモード②】

バックナンバーはこちら。 はじめに SDカードのSDモード通信のCMD13(SEND_STATUS/SEND_TASK_STATUS)の話。 登場人物 博識フクロウのフクさん イラストACにて公開の「kino_k」さんのイラストを使用してい...
車載外部ストレージ

【FileSystem】車載外部ストレージ その49【SD読み書きSDモード①】

SDモードの読み書きはSPIモードの手順とほぼ一緒。差分はtokenが無い点。 STOP_TRAN tokenの代わりにCMD12(STOP_TRANSMISSION)を発行する。 SDモードの読み書きの場合、tranが重要なのでCMD13(SEND_STATUS/SEND_TASK_STATUS)で状態確認を行う。