2021-02

車載外部ストレージ

【FileSystem】車載外部ストレージ その37【SD初期化⑳】

CID(Card IDentification)の詳細の話の続き。 Product serial numberは32bit長のシリアルナンバー Manufacturing dateは12bit長のフィールド。 8bitで年、4bitで月を表現。
車載外部ストレージ

【FileSystem】車載外部ストレージ その36【SD初期化⑲】

CID(Card IDentification)の詳細の話の続き。 Product nameは最大8文字のASCIIコード。 "SD01G"のような文字列。 Product revisionはn.mを示す形でそれぞれ二進化十進数(BCD)で表記。 二進化十進数(BCD)は二進法の4桁で0から9を表現。
車載外部ストレージ

【FileSystem】車載外部ストレージ その35【SD初期化⑱】

CID(Card IDentification)の内訳説明。 ManufacturerIDは8bitの数値。(情報未開示) OEM/ApplicationIDは2文字のASCIIコード。(情報未開示) ManufacturerIDとOEM/ApplicationIDの取得はSD-3C,LLCにライセンスを付与してもらう必要がある。
車載外部ストレージ

【FileSystem】車載外部ストレージ その34【SD初期化⑰】

「CMD2(ALL_SEND_CID)によるCIDの取得」の説明。 CIDはCard IDentificationの略。 CMD2(ALL_SEND_CID)のレスポンスはR2レスポンスフォーマット。 CIDは128bitの6種類の情報を持つ。
車載外部ストレージ

【FileSystem】車載外部ストレージ その33【SD初期化⑯】

ホストからのSDCLK送出から1ms以内にカードはCMDを1.8VでHighにする。 ホストはそれを検知。 さらにカードはDATのラインを1.8VでHighする。 これもホストが検知。 上記をもって、SDCLK、CMD、DATのラインが1.8V駆動で通信可能な状態が相互で確認できたことになる。
車載外部ストレージ

【FileSystem】車載外部ストレージ その32【SD初期化⑮】

カードがVOLTAGE SWITCHの開始受付としてCMDとDATラインをLowにする。 ホスト側はCMDとDATラインをLowをカード側がVOLTAGE SWITCHの開始を受領したと見なす。 ホスト側はSDCLKを5ms以上止める。(6ms待ちが安パイ)。 上記の5ms後にホストから1.8VのSDCLK送出開始。
車載外部ストレージ

【FileSystem】車載外部ストレージ その31【SD初期化⑭】

VOLTAGE_SWITCHはCMD11(VOLTAGE_SWITCH)の発行が起点となる。 CMD11にはパラメータはない。 SDカードはR1レスポンスを返した直後にCMDとDATのラインをLowにする。 ホスト側は入力モードになっているので出力が衝突することは無い。
車載外部ストレージ

【FileSystem】車載外部ストレージ その30【SD初期化⑬】

CMD11(VOLTAGE_SWITCH)によるVoltage Switchの説明。 ACMD41で1.8V切替サポートが確認できたSDカードは1.8V駆動に切替できる。 Voltage Switchの手順はまぁまぁ複雑。 タイミングチャートで確認。 大雑把に手順確認。
車載外部ストレージ

【FileSystem】車載外部ストレージ その29【SD初期化⑫】

ACMD41(SD_SEND_OP_COND)のパラメータによる挙動に違いについて説明。 inquiry ACMD41。 OCR取得用ACMD41。 OCRパラメータを0にすることでこれになる。 first ACMD41。 初期化用ACMD41。 OCRパラメータを非0にすることでこれになる。
車載外部ストレージ

【FileSystem】車載外部ストレージ その28【SD初期化⑪】

ACMD41(SD_SEND_OP_COND)のリクエストとレスポンスのパラメータについての続きを説明。 S18RとS18AはSwitching to 1.8V Request/Accpeptedで駆動電圧を変更するのに使う。 UHS-IIの場合は変更不可。 OCRはSPIモードの時と同じ。